おはようございます。
2024年に入ってから日本株も米国株も好調であり、新NISAに関するニュースも大変盛り上がっています。
ネット記事やブログ、SNSで情報収集するのもよいですが、やはり投資を始める前に本できちんと学ぶ姿勢は重要だと思います。
ネットは最新情報には強いですが、メリットばかり強調されてデメリットが分かりにくくなっていることも多く、情報の網羅性という意味では劣るからです。
さて、私がこれから新NISAを始める人に読むべき本としてぜひおすすめしたいのは以下の2冊です。
1) 竹川美奈子著『大改正でどう変わる?新NISA 徹底活用術』
2) ジョン・C・ボーグル著『インデックス投資は勝者のゲーム』
本日はこの2冊がなぜおすすめなのかを取り上げます。
新NISAで投資初心者におすすめの本2選:竹川美奈子著『新NISA徹底活用術』とボーグル著『インデックス投資は勝者のゲーム』
「新NISA制度の知識」+「インデックス投資の知識」で準備万端
新NISAを上手に活用するためには、
1) 新NISAという制度そのものの知識
2) インデックス投資に関する正しい知識
の2つが欠かせません。
私が冒頭の2冊をなぜおすすめするかと言うと、新NISA制度がどういったものかに関しては竹川美奈子さんの本を1冊読めば完璧になり、
インデックス投資に関してはインデックスファンドの生みの親ボーグル氏の名著を読めば完璧になるからです。
竹川美奈子さんの『新NISA徹底活用術』で新NISAの制度を押さえる!
新NISAというのは、投資信託や株を入れておくとその中での配当や運用益が非課税になる箱です。
その箱の中に何を入れるか、つまりどの金融商品を買うかという点に議論が集中していますが、
もっと重要なのはそれがどんな箱で、その箱を使うにはどんなルールがあるかを正しく理解することです。
新NISA制度が始まる今、改めて知っておきたいNISAのこと!|マネーの知識|コラム&レポート|Rukuo(ルクオ)|中央労働金庫
たまに、新NISAがどういった制度かを十分に理解することなく、「この商品が良いと聞いたから」という理由で適当に利用している人がいます。
NISAは利益が非課税になるというメリットばかりが強調されがちですが、損失が出ると他の口座と損益通算できなかったり、確定申告で繰越控除が受けられないといったデメリットもあります。
新NISA制度が始まる今、改めて知っておきたいNISAのこと!|マネーの知識|コラム&レポート|Rukuo(ルクオ)|中央労働金庫
自分の貴重なお金を使って金融商品を入れる前に、今から入れようとしている箱がどんな性質を持っているのかを正しく理解しましょう。
竹川美奈子さんの本は新NISAの制度自体について大変詳しく、かつ網羅的に解説されており、はじめの1冊としてぜひ読んでいただきたい本です。
ボーグル氏の『インデックス投資は勝者のゲーム』でインデックス投資を徹底的に理解する
2冊目はボーグル氏の『インデックス投資は勝者のゲーム』です。
こちらは、新NISAで必須のインデックス投資に関する正しい知識を身につけるのに最適な本です。
インデックスファンドの生みの親、今は亡きボーグル氏が書いた渾身の一冊ですから、インデックス投資に対する熱量が違います。
様々な理論、過去のデータを紐解きながら、「インデックス投資が他の投資手法と比べてなぜ優れているのか」について何度も何度も解説されます。
これ一冊を読み終わったら、絶対にインデックス投資に挑戦したくなるエネルギーを持った本です。
以前に書いた本書のレビュー記事です。合わせてどうぞ。
投資初心者だけでなく、これまで個別株投資中心に実践してきたけれども、なかなか思うような投資成果が出なかった人にもぜひ読んでほしい一冊です。
新NISAをやるなら、最低でも『インデックス投資は勝者のゲーム(ボーグル著)』だけは読んでおいた方がよいと思う。
これまで個別株しかやってこず、たいして儲からなかった人は、大きな衝撃を受けるのではないでしょうか。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) February 5, 2024
まとめ
これから新NISAを始める人向けに、絶対に読んでおくべき本を2冊ご紹介しました。
どちらも絶対に読んで損はない良書なのでぜひ手にとってみてください!
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楽天証券のNISA投資信託ランキングです。
1位のSlimオルカン、2位のSlim S&P500はどこの証券会社でもトップ2です。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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