株価好調な時ほど「航路を守れ」で謙虚に。eMAXIS Slimオルカン、S&P500、楽天・オールカントリーのコツコツ積立を続けるのみです。

内科医

 

おはようございます。

株価が好調だと、つい相場の勢いに乗って大儲けしたくなり、ハイリスクな投資に手を出してしまう人が多いです。

早い時期から相場の波にうまく乗っかり、含み益を積み上げることができれば大丈夫ですが、大半の初心者は株価の頂点付近になってからエントリーしてしまうため危険なことが多いです。

 

 

基本的にやるべきことはその逆で、

1) 株価が好調な時ほど謙虚な姿勢で「航路を守る」ことに徹する

2) 皆が意気消沈しているような下落相場で果敢に追加投資する

方が長期投資では成功する可能性が高いでしょう。

 

株価好調な時ほど「航路を守れ」で謙虚に。eMAXIS Slimオルカン、S&P500、楽天・オールカントリーのコツコツ積立を続けるのみです

 

株価好調な時ほど「暴落しても安心して保有できる銘柄」だけ選ぶ

インデックスファンドの生みの親であるジョン・C・ボーグル氏は、再三のように「航路を守る」ことの重要性を説いています。

常にリスクのある株式市場では、一瞬の油断が命取りになることがあるため、常に謙虚な姿勢で相場に臨むように忠告しているのです。

 

ボーグルほどの投資の達人ですら「航路を守れ」と言っているのに、好調な相場が長続きすると、一発で大儲けしたくなり、リスクの高い投資に手を出す人が跡を絶ちません。

もちろん、ごく一部の方は「大成功」をおさめ、その結果はブログやSNSなどで派手に喧伝されます。

 

しかし、その裏には大損失を出して退場した人が数倍はいることを忘れてはいけません。

多くの場合、損を出した人はひっそりと消えるか、情報発信しても大きく取り上げられないため、過小評価されているのです。

 

eMAXIS Slimオルカン、楽天・オールカントリーやS&P500などのインデックス投信が最適

上記を踏まえると、相場が好調な時ほど気を引き締め、「今すぐ暴落が来てもずっと保有し続けられる」自信の銘柄だけに絞るべきです。

そういった銘柄は実際には多くはなく、普通の忍耐力しか持ち合わせない人ならば、eMAXIS Slimオール・カントリーやS&P500、楽天・オールカントリーあたりの低コストインデックスファンドになるはずです。

 

実際には、今人気の「オルカン」や「S&P500」ですら株式100%の商品であり、リーマンショックやコロナショック級の大暴落が来れば、一時的に20%〜50%程度下落することがあるのです。

 

つみたてNISA、20年後に暴落があったらどうする?|タマルWeb|イオン銀行

 

個別株であれば、銘柄選択を誤れば80%〜90%下落することが普通にあります。

実際に暴落が来てから暴落について考えていては手遅れです。

相場が好調なうちに、自分のポートフォリオが今すぐに暴落が来ても問題ない体制になっているか見直しておきましょう。

 

個別株は投資上手な人でも「10銘柄のうち2つか3つは損をする」が、爆発力は絶大

個別株投資には「株式投資の醍醐味」と言うべき面白さがあります。

自分でどの銘柄に投資するか選ぶ時の楽しさ、投資した企業が伸びていく時の楽しさ、結果的に自分の資産が急速に増える楽しさ、などはインデックス投資では得られないものです。

 

ところが、実際には自分がどれだけ時間をかけて吟味して選んだ投資先でも、その全てが自分の予想通りに伸びることはありません。

どれだけ投資が上手な人でも、「10銘柄投資すれば2つか3つは損をする」と考えてよいでしょう。

 

もちろん、残りの銘柄の中に1つでも「大当たり」があれば、全てをカバーできるほどの爆発力が個別株にはあります。

しかし、実際には相当な分析力と忍耐力が求められるのです。

 

個別株を買うなら下落相場の方が安全。好調な相場ではS&P500などの主要インデックスで十分

個別株を買うならば、暴落時など下落相場の方が相対的に安全です。

本格的な暴落になると、「明らかにこれは値付けが間違っているだろ」というような優良株が現れるからです。

バフェット風に言えば、暴落時こそ「本質的価値より安く買うチャンス」がゴロゴロ転がっていることになり、そういう銘柄をうまく拾えればチャンスが大きく拡大します。

 

web.fisco.jp

 

逆に、相場が好調なときはS&P500などのインデックスでも十分な利益が出るため、個別株でそれを上回るリターンをコンスタントにあげるのは難しいでしょう。

 

まとめ

株価が好調な時ほど、自分のポートフォリオがリスクを取りすぎていないか注意しましょう。

ボーグルの指摘のとおり、常に「航路を守る」ことが長期投資では何よりも重要です。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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