先日、山形県で、
“乳がんの誤診”があったそうだ
“誤診”というと、
“がんを見落とされた”と思いがちだが、
その女性は、検体を取り違えられ、
“がんでもないのに
乳房の部分切除術を受けた”
というのだ
...ということは、
逆を返せば、
もう一人の方も受けたのは“誤診”
がんであるのにも関わらず、
“良性”とされてしまったのだろうか
良性腫瘍である“乳腺線維腺腫”が
“がん”と誤診されることはあるらしい
私はその逆で、
がんを“乳腺線維腺腫”と診断された
まぁ、検査が視触診だけともなれば、
それも致し方のないいことなのか...
「この間の(病理)検査の結果だけど、
遅れたのには訳があって...。
悪性だね。
“乳がん”...ということだね」
それが、私ががん告知を受けた、
医師からの第一声だ
「珍しい細胞だね。
“明細胞がん(クリアセル)”といって、
乳がんにしてはかなり珍しいね」
そんな言葉が続いた
『私はあなたの“良性”という言葉を信じて、
4年8か月もの間、放置してきた。
“特に治療もないから、
そのままにしておいていい”と言われたから、
4年8か月もの間、そのままにしてきた。
なのに今さら“乳がん”ってなんだよ。
私の身体の中、
もうがん細胞でいっぱいじゃん。
私、もうすぐ死ぬのかよ』
私は心の中で叫んだ
『ん? 待てよ。
“乳がんにしては珍しい細胞”?
私が乳がんのはずがない。
その病理、
誰かのものと取り違えてない?』
そんな思いが頭を過ぎったが、
がんであることには間違いがなかった
『...だよね。
“取り違え”なんて、あるわけないよね』――
この数年、“誤診”というワードを多く耳にする
検診(健診)で見落とされた肺がんで、
亡くなったケースもいくつかあった
しかも、有名な大病院や大学病院だ
医師の技量(知識含め)不足のせいなのか、
それとも、
診療科が細分化されすぎたしわ寄せなのか、
それとも、
検診(健診)者が増えたことによる、
流れ作業のせいなのか、
それとも、
昔も同じように“見落とし”があったが、
今のように報道されなかったのか、
医療機関が隠していたのか...
がんは、
“早期発見・早期治療”がなにより大切だ
検診に行くのにも勇気が要る
命にかかわる病であるにも関わらす、
あってはならない現実である――
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Source: りかこの乳がん体験記
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