今回も無事に優勝したわけだが、実は開催前に剣道の日本代表を巡ってある騒動が勃発していたのだ。
「きっかけは、とあるXのユーザーによる投稿です。日本代表を組織する『全日本剣道連盟』が、日本選手団の結団式を開いたことをXで報告していて、そこには女子代表の面々と連盟の役員や監督らによる集合写真が添付されていました。その投稿を引用し、《なんで選手が後ろなん?》と、集合写真の撮り方に疑問を呈したのです」
(スポーツ紙記者、以下同)
全日本剣道連盟による当該の投稿は6月28日のもの。確認すると、女子代表選手たちが後列に立ち、役員や監督らは前列で着席するという構図になっていた。
「引用したユーザーによる投稿は大きく拡散され、11万件以上のいいねがつき、ユーザーのタイムラインに表示された回数を示すインプレッション数は1000万回を超えています。確かに、主役である選手たちが前に座る、というのが一般的な感覚でしょう。そのため、全日本剣道連盟にはかなりの数の批判の声が寄せられていたようです」
実際、SNS上では、
《気持ちわりぃ写真だな。普通の感覚してたらこんなことにはならないんだよ》
《前列の人が写る意味ある??》
《どうして出場する選手達が前面に出てないのですか?お座りになっている老人達が選手権に出るのですか?》
《これ選手団?選手がサブみたいな写り方》
《「選手たちを選んでやってる立場」と見えるね》
などと、痛烈な批判の言葉が並んでいた。
「しかし一方で、“剣道の世界ではこれが当たり前”と反論する声もありました。指導者や監督といった上の立場の人々から前に座ることが礼儀であって、目くじらを立てるほどのことではないと。それに対しても、“だから若者が剣道から離れていく”“競技人口が減っていくばかり”とSNS上で議論が繰り広げられていました。
徳島県の県立高校で剣道部の監督が遠征中の宿舎で飲酒し発熱した部員を病院に連れていけないなど問題を起こし、保護者などから退任を求める要望書が出ていることがわかりました。徳島県鳴門市の県立鳴門渦潮高校によりますと今年5月、剣道部の遠征中に部員が宿舎で発熱しました。監督の50代の男性教諭は宿舎で飲酒していたため病院へ連れていけず遠征先の他校の教諭が代わりに連れていったということです。また、男性教諭は他の部員に対し「ワシの言うことがわからんのは病気じゃ」などと言ったとみられ、部員が精神的苦痛を受けたということです。男性教諭は学校の聞き取りに「(飲酒は)気の緩みです」などと話しているということです。保護者と部員は監督の退任を求める要望書を提出していて、学校は男性教諭を剣道部の指導から一時的に外しています。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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