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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
だいぶ寒くなってきましたね
風邪をひきやすい季節です
私は、風邪をひきかけたかな・・と思うと、
漢方の麻黄湯を飲むようにしています
麻黄湯は、発汗作用、抗ウイルス作用があると言われています
比較的、体力のある方が内服すると良い漢方と考えられいます
そうすると、大体、一日ですっきりです・・大体です 笑
先週は、
ある病院から、急遽、呼ばれ、カテーテル治療を行いました
カテーテル治療と言いましても、
いつも行う癌に対するカテーテル治療ではなく、
おなかの中での出血で止血が必要な状態だけど、
カテーテルができる人がすぐ手配できないということで、
電話がかかってきました
その病院に行くと、
すでに、患者さまは出血性ショックの状態で、
すぐにでも命を落とす可能性があり、
緊急的に、血管造影を行いました
撮影をすると、
胃や十二指腸に血液を送る動脈に
大きな動脈瘤ができており、破れていて
腸管内に出血している状態
すぐに止血しないといけませんが、
止血できる医療デバイスが緊急な状態ですので、用意されてなく、
その場で使えるもので何とか一時的にでも止血する必要がありました
そこで、目に入ったのが、
マイクロバルーンカテーテル
商品名は、ロゴス
カテーテルの先端数ミリのところに
風船がついており、
膨らませることができます
通常は、
バルーン閉塞下塞栓術(B-TACE)という
肝臓がんの塞栓術のときに使うカテーテルです
動脈の血液を風船を膨らませる事で、止めることができる代物です
このマイクロバルーンカテーテルを
最大限に拡張すると5-6mm程度まで膨らむので、
動脈瘤の中に慎重にカテーテルを挿入、
内部でバルーンを膨らませ、
ゆっくりと
カテーテルを引っ掛かるところまで
引き抜きました
そうすると、
ちょうど、ラムネの栓をしているビー玉のような形で、
動脈瘤の入口にふたをすることができました
ふたをした途端に、
血圧が安定、
一次的な止血ができたことを示します
その後、
完全な止血のためのステントが届いたので、
放射線科のカテーテル専門の先生と一緒に
ステントを留置し、その手技は終える事ができました
ふだんは、がんのカテーテル治療ばかり行っているので、
呼ばれたときに、力になれるか不安もありましたが、
限られた武器の中で、
確実にそのままだとすぐに命を落とし得る状態から
救えたのは、
本当に良かったです
なんか、自信になりました
毎日、コツコツ、腕を磨いていて良かったと思えました
さて、今日も治療ですが、
午後から、東京に出張です
ちょっと、“対談”のようなものがあるので
行ってまいります
詳細はまた後日
本日もガンばりますか
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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