数が多くても、丁寧に一つずつ 中間期の肝臓がんのカテーテル治療

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

昨日は、ブログをアップする事ができず、、
最近、毎日、アップする事を心がけていたので
悔しい限りです・・また、ガンばってまいります

今週は、治療大変ウィークでありまして、
たぶん、1週間で、25件くらい治療する事になりそうです
大丈夫かな・・・
やるしかありません

さて、今日、ご紹介するのは、

中間期(Intermediate)の肝臓がんに対する
カテーテル治療
について

中間期の肝臓がんには、
最初に考える治療は、
カテーテル治療である肝動脈化学塞栓術(TACE)です

ですが、最近は、
癌の数が多い場合などは、
TACEではなく、
全身の抗がん剤治療を先に投与する事も考慮されます

この考え方も
とても重要
なのですが、

TACEのやり方によっては、
数が多くても、しっかりと癌ゼロ
全ての癌を治療する事もできるのではないかと考えています

岩本内科で行う
初代ガンちゃん先生が考案した
門脈動脈同時塞栓療法では、
アンギオCTを駆使して
TACE
を行います

それぞれの癌の動脈に
マイクロカテーテルを入れて、
その場所から、
造影剤を流してCT
を撮影します

そうする事で、
一つ一つ、癌の場所を把握しながら、
TACEを確実に行う事ができます

それが、門脈動脈同時塞栓療法の肝の一つです

今回の治療でも、

まず、全体のアンギオCTで正確に癌の数を確認します

スライド4

そして、次にマイクロカテーテルでそれぞれの動脈に選択的に挿入します
こんな感じ

A8の枝に挿入し、アンギオCTで確認

スライド5
A7の枝に挿入し、アンギオCTで確認
スライド6

A5の枝に挿入し、アンギオCTで確認

スライド7

自信を持って、確実に治療ができ、
数が多くても100点を目指す事ができます

その分、治療する側は負担が大きく、
とても疲れますが、治療結果は期待できます

治療後のCTで、確実にちゃんと薬が入ったことを確認し、
終了です

スライド8

しっかりと癌ゼロを得られる事が、
中間期の肝臓がんを患う患者さまの長生きのコツ
なのです

さて、治療たくさんウィーク!
元気を出して、ガンばりますか

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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