がん治療とは――
まずは命を救うこと
そして再発させないこと
それは、“完治”という目的のため
そこには多少のリスクが伴う
手術の痛みや体力の低下、
さらには治療による副作用だ
が、残念ながら
その甲斐なく再発をすることがある
再発となると、
最初にがんがみつかったときの治療とは
意味合いが違ってくる
そこにあるのは、“延命”という目的
そしてがん治療は、
とにかくお金がかかる
再発の治療薬ともなると、
さらに高額になるケースもある
体力、経済的なこと、
仕事との兼ね合い...
「治療費が高すぎて、
治療やめようかな」
そういう患者さんもいる
それだけの治療費をかけても、
どのくらいがんに効いてくれるのか
やってみなければわからない
どのくらい長く生きられるのか
やってみなければわからない
そして、どのくらい
高額な治療を続けなければならないのか...
その治療も、
副作用に耐えながら
生きていくことにもなるかもしれない
「それだけの費用をかけてまで
続けるべきか...」
まさに、一か八か...
“一か八か”というには
あまりにも大きな賭けだ
「まだ治療法があるだけありがたい」
という患者さん
それは私も強く感じてきたこと
私の母もがんの再発で
治療法がなくなった経験があったから
『がんは完治する病』
と、言われるようにはなった
が、現実を目の当たりにすると、
なかなかそうも思えない
いや、もちろん完治も可能だ
その可能性は、今のところ
遠すぎる気がしてならない
これだけ増えているがん患者
が、治療費は一向に安くはならない
それよりもさらなる研究のため、
新薬などは
どんどん高くなっているのが現状だ
「がんはお金持ちしかなれないな...」
と、思う
経済的に余裕がなければ
標準治療だって厳しい
治療も長くかかることを考えると、
その費用は膨大だ
ちなみに私の場合――
○手術(入院:2週間)
○放射線治療(23回照射)
○ホルモン治療
・LH-RHアゴニスト製剤
(4週間ごとの注射:23回)
・抗エストロゲン剤
(内服薬:5年間)
○10年間の検査費用
など、すべて合わせて
約170万円かかっている
※明細は『カテゴリ別アーカイブ』、
≪がんの費用≫へ
化学療法を受けたひとは、
きっともっと高額なのだろう
「がん治療は本当に難しいのだろうな」
と、改めて考えさせられるのだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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