「神の国日本の食と霊性」
明日から発売です。
今日は
よく噛むこと
について
について
日本人の一回あたりの食事時間は、
戦前は22分、
現在は11分
と
半分の時間になりました。
戦前は22分、
現在は11分
と
半分の時間になりました。
それに伴って咀嚼回数も、
戦前の1420回から現代の620回と
やはり半減しています。
食事は、よく噛むことが基本です。
よく咀嚼することにより、
唾液に含まれるペルオキシダーゼなど十数種類の唾液酵素が効率よく働くようになります。
唾液に含まれるペルオキシダーゼなど十数種類の唾液酵素が効率よく働くようになります。
人の唾液には、
植物のでんぷん質を効率よく消化するために唾液アミラーゼが含まれています。
これは肉食動物では唾液からは分泌されない成分です。
お米はよく噛むと甘味が増すのも、
お米自体の甘さではなく、
唾液アミラーゼがお米のでんぷん質を分解して、
麦芽糖に変換するからです。
お米自体の甘さではなく、
唾液アミラーゼがお米のでんぷん質を分解して、
麦芽糖に変換するからです。
唾液酵素は、
食品に含まれる添加物の発癌性などの有毒性を消去することが確認されています。
食品に含まれる添加物の発癌性などの有毒性を消去することが確認されています。
口に入れた食べ物を30回以上噛むと良いというのは、
唾液が咀嚼開始から30秒後によく出るためです。
そして、
食物に含まれる最も精妙なエネルギーを有する部分の吸収が促進されます。
咀嚼は、
固形の食事だけでなく、
液体でも同じです。
固形の食事だけでなく、
液体でも同じです。
昔から、
「水はよく噛んで飲め」
という言葉があります。
(中略)
この口の中でよく噛むという重要な作業を
しっかりと行いながら楽しめるように、
私たちは神から「味覚」というギフトを授かりました。
しっかりと行いながら楽しめるように、
私たちは神から「味覚」というギフトを授かりました。
食べ物を最も味わえるのは、
咀嚼中です。
咀嚼中です。
胃に入ってしまえば、
もう味はわかりません。
素材の美味しさを重要視した和食では、
よく噛むことによって美味しさが口の中に拡がっていきます。
和食中心だと
噛むことが嬉しく楽しい習慣になります。
よく噛むことによって美味しさが口の中に拡がっていきます。
和食中心だと
噛むことが嬉しく楽しい習慣になります。
噛む習慣が出来ると、
夏の暑い時期は咀嚼回数の少ない料理が多く、
秋冬は粗食回数の多い料理を選ぶ傾向が出てきます。
夏の暑い時期は咀嚼回数の少ない料理が多く、
秋冬は粗食回数の多い料理を選ぶ傾向が出てきます。
これは、
身体にとって理に叶っていることです。
(中略)
特に幼児期の咀嚼は、とても大切で、
幼児期に液体で育てたマウスの実験では、
食べ物の硬さを識別する能力が低下し、
咀嚼の動きが不安定となり、
咀嚼による脳神経回路の発達に大きな影響が出ることが示されています。
幼児期に液体で育てたマウスの実験では、
食べ物の硬さを識別する能力が低下し、
咀嚼の動きが不安定となり、
咀嚼による脳神経回路の発達に大きな影響が出ることが示されています。
様々な研究から明らかになったことは、
幼児期にしっかりと咀嚼することで、
脳神経系の健やかな発達が促進されるということです。
高齢者では、
咬筋と口腔周囲筋の衰えが、
全身の筋肉量減少と筋力低下と強い相関関係があることが確認されています。
咬筋と口腔周囲筋の衰えが、
全身の筋肉量減少と筋力低下と強い相関関係があることが確認されています。
この状態は、
サルコペニアといって、
健康リスクを高めることが明らかになっています。
(中略)
- 食物繊維の多いものを選ぶ
- 飲み物で流し込まない
- 一口ずつ箸を箸置きに置いて味わう
- エネルギーを意識して噛む
- 食事に集中する
腹八分目にすると、
食べ物の量が少ないからよく噛む習慣が出来ます。
食べ物の量が少ないからよく噛む習慣が出来ます。
よくご飯を飲み物のように胃に流し込む人もいますが、
出来るだけ慎みましょう。
さらにはお腹が満腹になるまで食べなければ、
胃がよく動き、
食べたものが効率よく胃の中で攪拌されるようになります。
胃がよく動き、
食べたものが効率よく胃の中で攪拌されるようになります。
咀嚼中に箸を置くことは大切です。
箸を置いて、
両手をフリーにすることで、
意識は自然と口の中に集中できるようになります。
これは是非試していただきたいと思います。
箸を置いて、
両手をフリーにすることで、
意識は自然と口の中に集中できるようになります。
これは是非試していただきたいと思います。
噛む(カム)には、
「神と結ぶ」
という意味があります。
「神と結ぶ」
という意味があります。
噛む時には、
上の歯列と下の歯列を合わせます。
上の歯は、
天であり創造神であり、
下の歯は、
地であり人です。
それをしっかりと合わせることで
神人合一の象徴となるのです。
さらには
上の歯が火(カ)で、
下の歯は水(ミ)
でもあります。
合わせることで口の中に神(カミ)を顕現することになります。
あとは本書にて
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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