がんカテーテル治療の重要性 ~進行肝臓がんの治療~

外科医

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みなさま
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がんに対して、
内服や点滴などの全身投与の治療が
一般的になり、

多くの患者さんが
その治療を受けています

いま、
大体8種類の薬が
肝臓がんで使えます

この8種類を
順番に使っていく
というのが、

肝臓がん、
とくに進行してきた場合には
一般的な
治療の考え方
になっています

選択肢が広がっている事は良い事ではありますが、

安易に
薬の治療だけやっておけばよいということではないと
私は思っています

一つ目、二つ目くらいまでの薬剤は
比較的、しっかりと効果が期待できますが、

三つ目、四つ目ともなると、
がんを大きくさせない期間が
一定期間あるだけの薬剤
です

それでも、全くないということと比べると良いのですが、

岩本内科で行うような
がんカテーテル治療の
選択肢を

どこかのタイミングで入れてほしいものです

肝臓内の病変を
治療するには、
やっぱりがんカテーテル治療は
念頭におかないといけません

がんの拡がりが小さい場合は、
肝動脈化学塞栓術
(岩本内科における門脈動脈同時塞栓療法)

がんの拡がりが大きい場合は、
肝動注化学療法

全身の薬物治療では改善できなかった状態を、
良い方向に向ける力を
持っています

これは、もう自信をもって言えます

たとえば、
この方、

愛知県からご来院

進行肝臓がんで約半年前に
岩本内科に来院

前医では、
全身の点滴治療、内服治療が行われ、

もう効果的な手立てがないという状態でした

肝臓内には巨大ながんが複数

スライド3

そして、骨盤に
大きな骨転移
があり

骨折したら、寝たきりになり得る状態でした

何にしても、
肝臓内のがんを制御しないと
肝不全にすぐに陥る状態
でしたので、

まず、肝臓内の病変に

肝動注化学療法を行います

また、破裂しそうな場所は
門脈動脈同時塞栓療法
を行います

スライド2

岩本内科に来て頂いているときは、
肝臓内の病変の治療にひとまず専念し、

遠方の方ですので、

ご自宅に戻られたときに、

骨盤の転移に対して、放射線治療を行って受けてもらいました

数ヶ月の経過で、
肝臓内の病変はみるみる縮小
し、

スライド6

幸い、骨転移も縮小してくれ、

いまは、
新しいがんカテーテル治療用ポート
ReMAP
を入れて、

スライド8

月に一度程度、
3-4日の入院で
岩本内科にて治療
し、

その他は、
内服の全身投与を行って頂いております

最初に来られた時は
余命、数ヶ月の状態で、

表情も暗く、
不安と恐怖でいっぱいの表情でしたが、

いまでは、
穏やかな、にこやかな
表情
をされています

まだまだ、治療は続きますが、
治療が続く限り、
お元気に過ごして頂けるはずです

薬の治療で満足せず、
せめて、一つ目、二つ目の薬の治療の
経過が芳しくない時は、

積極的に、治療選択の見直しを

セカンドオピニオンを受けた方が良いと
私は思います

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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