今や“電子カルテ”は
当たり前になりつつある
【医療DX(Digital Transfomation)】――
昨年、2024年秋に実施された、
日本医師会の調査によると
電子カルテの使用割合は全体の62.2%
まだそんなもんか...
使用割合と院長の年齢に
相関関係は見られるものの、
70歳以上の場合でも
すでに4割以上が使用していた
確かにおじいちゃん先生は
デジタルには弱そうだ
それでも
4割以上が導入していることに驚く
が、その一方で全体の23.7%が
「使用する予定はない」と
回答しているらしい
【電子カルテ情報共有サービスへの意見】
※複数回答
○診療中に
ネットワーク上の患者情報を
見ることは難しい
・・・41.0%
○利用して診療に活用したい
・・・30.2%
○他の医療機関との連携に
活用したい ・・・27.8%
○内容がよくわからない
・・・23.7%
○メリットを感じない
・・・23.3%
○震災などの
有事の際には利用したい
・・・11.5%
○利用したくない
・・・11.2%
患者としてはメリットの方が
多いような気がするのだが、
「メリットを感じない」
「利用したくない」
この2つには
いくつか理由がありそうだ
例えば...
○ただ単にデジタルに疎い
○初期投資がかかる
○今から導入しても...
(院長が高齢のクリニックの場合)
ちなみに、
私がかかっていた産婦人科
未だに手書きのカルテだった
長い間かかっていたため、
かなり分厚いファイルとなっていた
乳がんがわかる前に受けた、
子宮筋腫の手術
その半年後、乳がんがわかり
乳がん治療であるホルモン剤が
婦人科に悪影響を及ぼすことから、
定期的に検査を受けてきた
ホルモン治療の影響で
止まった生理が復活したときは、
大量出血
検査では、
筋腫が数個再発していたため、
「大量出血は筋腫のせい」だと
言われたが、
あとで思えば、
ホルモン治療の影響で
女性ホルモンのバランスが
崩れたことが原因のような気がする
婦人科の医師に相談するも、
勧められたのは、ピル
乳がんのホルモン治療には禁忌の
ピルを勧めてくるのは
医師としてどうなのか...という、
不信感が募った
その後、勧められたのは“ホルモン剤”
おそらく女性ホルモン補充だと思われた
勧められた理由は、単純に医師が
私が乳がんをやっていることを
忘れていたから
しかも勧められたのは1度ではない
何度もである
同じ過ちを、
医師は何度も繰り返したのだ
カルテに『乳がん』と
書いてあるはず
それともあまりにカルテが分厚すぎて
気がつかないのか...
いや、私がなんの目的で、
この婦人科に通っているのか...
患者ひとりひとりのことを考えれば、
医師として
それくらい把握していてもいいはずだ
「私の顔を見れば、乳がんと思え!!」
そんなフレーズが頭を過ぎった
そして、
「これが手書きのカルテではなく
電子カルテなら
こんなお粗末な間違いは
起こらないのかもしれないな」
と、思った
まぁ、
電子カルテに切り替えたとしても
見過ごしはあるのだろうけど
本当は、
あってはいけないのだけど
政府は、2030年までにすべての医療機関に
電子カルテを普及することを目標としている
(経過措置は今年2025年9月末まで)
電子になっても
見落としはあるのかもしれない
患者が少しでも便利に、
安心して医療機関にかかれることを
願うだけである――
今日の夕空
うっすら夕焼け
さすがに
きのうほどは焼けなかったが、
こういう淡い色合いも好きだ
さ、あしたも31℃
あさっては34℃を超えそうだ
★2つのランキングサイトに登録しています
1日1回、応援のクリック(タップ)を
していただけると嬉しいです
人気ブログランキング にほんブログ村
⇩ ⇩
両方押していただけるともっと嬉しいです
日々の励みになります
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら
★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から
Source: りかこの乳がん体験記
コメント