
おはようございます。
多くの証券会社で、投資信託をクレジットカードで積み立てることでポイント還元が受けられるサービスを展開しています。
今回は、特に利用者が多いSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社のクレカ還元の違いや、どの会社がお得かを解説します。
時間がない人のために、要点を60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、ぜひ!
クレカ積立なら投資しながらポイントが貯まる!SBI・楽天・マネックスを比較
クレカ積立とは?仕組みと基本ルール
クレカ積立とは、クレジットカードを利用して投信積立をすることで、各社独自のポイント還元が受けられるお得な制度です。
どのクレジットカードでも良いわけではなく、各証券会社ごとに指定されたクレジットカードを使う必要があります。
・SBI証券:三井住友カード
・楽天証券:楽天カード
・マネックス証券:マネックスカードまたはdカード
クレカ積立でもらえるポイント還元率は、証券会社やクレカの種類によって大きく異なります。
毎月何万円積み立てるかによっても最適解が変わるので、よく検討しましょう。
クレカ積立の3つのメリット
クレカ投信積立のメリットは、
・100円から気軽に投資できる
・証券会社の口座へ入金不要なので、投資し忘れを防げる
・ポイント還元がある
ことです。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社の場合、クレカ積立の上限は毎月10万円までです。
新NISAのつみたて投資枠の上限が毎月10万円(年間120万円)なので、相性抜群です。
SBI証券のクレカ積立:三井住友ゴールドで最大1.0%還元
SBI証券のクレカ積立の特徴は、
・クレカの種類によって還元率が変わる
・年間カード利用額による条件がある
ことです。
ノーマルカードの還元率は0.5%ですが、投信積立以外のカード利用が年間10万円以上ないとポイントがゼロになってしまうので注意しましょう。
ゴールドカードは年会費が5,500円かかりますが、年間100万円以上のカード利用で年会費が永年無料となります。
クレカ積立の還元率も1.0%と優秀なので、年100万円以上使う人はぜひ三井住友ゴールドカード(NL)を検討しましょう。
楽天証券のクレカ積立:カード利用額制限なしの安心感
楽天証券のクレカ積立の特徴は、
・カードの種類によって還元率が変わる
・SBIのように年間カード利用額による制限がない
ことです。
ゴールドカード以上のカードには年会費がかかります。
プレミアムカード以上は年会費が上がり、ポイント還元で取り戻すのが難しくなるため、
・毎月5万円以内の少額積立なら年会費無料のノーマルカード
・毎月10万円のフル活用ならゴールドカード(年会費2,200円)
がおすすめです。
マネックス証券のクレカ積立:月5万円までなら最強の1.1%還元
マネックス証券のクレカ積立には、マネックスカードとdカードの両方が使えますが、ここではマネックスカードを取り上げます。
マネックス証券のクレカ積立の強みは、
「毎月5万円までの還元率が1.1%」
と他社を圧倒していることです。
積立資金が少ない人はマネックス証券一択というほど破壊力があります。
月5万円以上になると還元率が下がっていき、毎月10万円積立時の還元率は0.73%(730ポイント)になります。
まとめ:誰にどの証券会社がおすすめか
最後に、どんな人にどの証券会社がおすすめがまとめます。
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年会費実質無料 & 少額積立ならマネックス(1.1%)
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毎月10万円積立&カード利用多い人はSBIゴールド
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カード利用条件を気にせず使いたい人は楽天
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