
おはようございます。
本日は、「グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)」をご紹介します。
FANG+と同様にテック銘柄に集中投資するETFですが、20銘柄とやや分散が効いており、時価総額に応じて組入比率が決定するといった違いがあります。
近年のパフォーマンスはFANG+と同様に突出しており、2024年の東証ETFパフォーマンスNo.1に輝いています。
以下で2244の概要、魅力、デメリットまで徹底解説しますが、お忙しい人向けに60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。
よろしければどうぞ!
グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)の概要と魅力を徹底解説
投資対象はファクトセットUSテック・トップ20指数
グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)の投資対象は、「ファクトセットUS テク・トップ20指数」です。
この指数は、世界をリードする20のテック銘柄に時価総額加重平均に応じて投資するものです。
構成銘柄の上位には、エヌビディア、アマゾン、ブロードコム、マイクロソフト、アップル、メタ、アルファベット(グーグル)などのビッグテックが勢揃いしています。
ビッグテック集中投資で圧倒的な成長率
近年の米国株を牽引してきたのは、マグニフィセント・セブンをはじめとする「ビッグテック」です。
実際、ファクトセットUS テック・トップ20指数は過去7年半で約7.8倍に上昇しており、NASDAQ100やS&P500のリターンを大きく上回っています。
テック系を中心に「勝ち組を厳選」することで、値動きは大きいものの、大きなリターンをもたらしてきました。
FANG+との違いは「分散度」と「組入比率」
2244とよく似た商品に、FANG+があります。
FANG+もビッグテックに集中投資する株価指数ですが、構成銘柄数が10と少なく、10銘柄に10%ずつ均等投資する点が異なります。
また、FANG+は基本的に「FAANMG」の6銘柄、つまりメタ(フェイスブック)、アマゾン、アップル、ネットフリックス、マイクロソフト、グーグルは固定されています。
残り4銘柄が四半期ごとに業績や時価総額などによって入れ替わります。
一方、2244は「FAANMG」であろうと今後の業績次第では銘柄入れ替えの対象となります。
毎年6月、12月にリバランスが実施され、必要に応じて銘柄入れ替えがあります。
2024年の東証ETFパフォーマンスNo.1に輝く
グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)は昨年絶好調で、2024年の東証ETF年間パフォーマンス1位に選ばれました。
2025年1月には、FANG+のETF版(iFreeETF FANG+, 316A)が発売されましたので、この2本は今後も人気を集めそうです。
2244やFANG+はテック集中のため値動きが大きく、ボラティリティが高いため初心者向きではありません。
ポートフォリオの一部に組み入れる程度がよいでしょう。
信託報酬や分散性の低さなど注意点もある
2244のデメリットにも触れておきます。
まず、信託報酬が年0.4125%とやや高めです。
iFreeETF FANG+の信託報酬が年0.605%なので、FANG+よりも安いですが、eMAXIS SlimオルカンやS&P500の信託報酬が年0.1%未満であることを考えると、やや割高に見えます。
また、銘柄数は20と少なく、全てテック関連銘柄なので、分散効果は低く値動きが大きいです。
国内ETFなので円で取引できますが、これまで投資信託しか買ったことがない人にはやや難易度が高いです。
そういう人には、2244の投資信託版である「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」が発売されているので、そちらを買うのもよいでしょう。
まとめ:2244は「勝ち組テック集中投資」の代表格だがリスク管理が必須
グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)は、ビッグテックに集中投資できる高成長型ETFです。
2024年には東証ETFで最も高いパフォーマンスを記録しましたが、信託報酬や値動きの大きさといったリスクもあります。
長期ポートフォリオの一部として活用するのがおすすめです。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







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