
おはようございます。
新NISAで絶大な人気を集めているのが、「オルカン(全世界株)」と「S&P500(米国株)」です。
S&P500に投資するETFの中で、一番有名なのが純資産が110兆円と世界一の規模を誇る「VOO」です。
一方で、VOOは株価上昇によって1株600ドルを超え、約9万円もかかります。
VOOには手が出ないという人も増えており、そこで選択肢にあがるのが同じS&P500 ETFの「SPLG」です。
SPLGは1株の価格がVOOの1/8と買いやすく、経費率も0.02%と安いのが魅力です。
本日は、初心者でも買いやすい「SPLG」を徹底解説します!
お忙しい方向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。よろしければどうぞ!
S&P500投資の定番ETF「SPLG」をわかりやすく解説!
S&P500とは?米国を代表する500銘柄の株価指数
S&P500は、米国を代表する大型株500銘柄から構成される株価指数です。
この500銘柄だけで米国株式時価総額の約80%をカバーしているため、「米国株インデックス投資ならS&P500」と言うほど人気の株価指数です。
過去10年間の世界経済をリードしてきたのは米国株であり、実際にS&P500は過去25年間で7倍以上に成長しています。
2000年代はITバブルとリーマンショックという2つの大暴落で伸び悩みましたが、2010年以降のリターンが凄まじいものになっています。
S&P500のセクター構成と特徴
S&P500のセクター構成は以下の図のとおりです。
S&P500は「米国株の市場平均」に投資するオーソドックスな商品です。
500銘柄と幅広い業種に分散投資することで、安定した値動きと高い成長性を兼ね揃えているのが魅力です。
近年は、マグニフィセントセブンなどビッグテックの台頭により、年々「情報技術セクター」の割合が高くなっています。
世界株式市場に占めるS&P500の存在感
世界に目を広げてもS&P500の存在感は圧倒的です。
実際、全世界株式時価総額の中でS&P500(米国の500銘柄)が占める割合は61%に達しています。
このように、圧倒的な存在感を示す500銘柄に分散投資することで、安定した収益と成長性が期待できます。
VOOとSPLGの違いとSPLGの魅力
S&P500への投資を考える場合、初心者におすすめなのは投資信託です。
代表的な商品は、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」が挙げられます。
一方で、普段からドルで米国株取引に慣れている人にはETFもおすすめです。
一番有名なのは世界一売れている「VOO」ですが、近年の株価上昇によって1株が600ドルを超え、1株で約9万円もするので買いにくくなってきました。
そこでおすすめなのが「SPLG」です。
SPLGの正式名称は、SPDRポートフォリオS&P500ETFです。
SPLGは1株が78ドルとVOOの1/8の値段で気軽に買いやすく、経費率も年0.02%と世界最安です。
米国ETFを買う際の注意点(手数料・証券会社の選び方)
VOOとSPLGは両方ともS&P500に投資する商品なので、両者のリターンやリスクは変わりません。
実際、下図を見ても、SPLG(緑)とVOO(水色)はほぼ重なっていることがわかります。
米国ETFを買う時にネックになるのがETF買付手数料ですが、SBI証券や楽天証券など、新NISAでは手数料無料の会社も増えているのでチェックしてください。
まとめ:初心者は「SPLG」で米国株投資をシンプルに始めよう
S&P500に投資するなら、手軽に買えて経費率も最安の「SPLG」が有力な選択肢です。
VOOと同じパフォーマンスを得ながら、初心者でも少額から米国株インデックス投資を始められる点が大きな魅力です。
投資をもっと身近に:おすすめ書籍
『世界一やさしいお金の教科書 1年生』
「貯金はあるけど投資はまだ不安…」という方にぴったり。お金の基本から将来の資産形成まで、安心して学べます。
『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』
「どのファンドを選べばいいの?」という疑問に答える実践的な内容。NISAやiDeCoでの投資戦略を具体的に解説しています。
関連記事のご紹介
楽天証券のiDeCoで9商品の入れ替えがあり、新たにFANG+やゴールドが加わります!
高成長テック銘柄に集中投資する時のおすすめETF3選です。
ゴールドに投資する時のおすすめ投資信託・ETF3選です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







コメント