前回に引き続き、今回の記事もあくまでも、
私個人の考えです。
クリニックや医師によって方針は違うので、各々の施設で相談を
まずはこちらを
「初診で「今すぐ手術が必要です」という2つの状態①」
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/55526047.html
今回は補足です。
「根治手術」ではないですが、
「肛門周囲膿瘍」も
基本的にはその場で手術で排膿が必要という意味では、あてはまるかもしれません
そんなわけで
初診で「絶対に手術が必要」と
ご説明するのは個人的には
「がん」と
「かなりの肛門狭窄」
この2つ(+α)の場合だけかなと思っています。
あとの疾患は、
手術をおすすめはするけど、
今日決めなくてもいいという場合がほとんどですし、
患者様の希望やクリニックより治療方針も変わってくるかと思います
ちなみに
「繰り返す痔瘻」
「貧血になるような出血を伴う痔核」
「肛門ポリープや見張りイボを伴い、なかなか治らない裂肛」(肛門狭窄を伴うことも)
このへんも、
すぐにではなくても、
早々に手術を決断していただく必要があるかと思います
軟膏治療では解決しないことが多いからです。
※痔瘻については軟膏は全く効きません
(特殊なケースとして裂肛が化膿してできた膿瘍は軟膏で裂肛治療することで軽快することもあります)
今思い浮かばないだけで、
ほかにもあるかも。
あ、この前ご説明した
「肛門の中のコンジローマ」も手術で切除しないと治らないですね
まとまりが悪いですが、このへんで
簡潔にまとめられずすみません😣💦⤵️
↓外来で説明に使用している肛門模型
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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