肝がん肺転移、いろいろな全身化学療法が効かなくなった後の選択肢

外科医

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みなさま
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

治療
講演
外来
毎日、ガンばっております
もうヘトヘトと言えば、ヘトヘトですが、
毎日ガンばっていると、良いこともあるもので、

私のがんカテーテル治療を学びたいという先生が現れました♪

今後、どういう流れになるか分かりませんが、そう言ってくれるだけで
ありがたいです
嬉しい限りです

今日、ご紹介するのは、
肝臓がんの肺転移に対する
治療に関する情報
です

肺転移に対する
いまの主流は
全身の化学療法
です

免疫を活性化する薬剤や
がんの血管を減らす薬剤で制御します

それでも、うまく制御できない場合には、
岩本内科では、
がんカテーテル治療を行うことがあります

少し治療の難易度が上がりますが、

肺転移のがんは、
気管支の動脈

胸の動脈から
栄養されている場合が多いですので、

そこから、抗癌剤を直接流します

たとえば、この患者さま
肝臓がんを患ってもう長く

肝臓の中の病変は、
すでに私が治療してゼロの状態

その後、肺転移に対して、

免疫の治療を2-3種類
癌の血管を減らす治療を2種類行ったあとの状態

さすがに、全身の内服薬の選択肢が限られてきたので、
今回、がんカテーテル治療で制御する事
にしました

まず、
反復治療ができるように
リマップReMAPと呼ばれる
新しい動脈治療用ポートを挿入
し、
月に一度程度で、

動注化学療法を行います

気管支動脈は右と左がありますので、
それをそれぞれ入れ分けて

スライド2

抗癌剤を直接がんに届けます

気管支動脈から、
CTを撮影すると、

ちゃんと肺の癌が白く染まりますので、
この気管支動脈が、これらのがんの栄養動脈であることが確認できます

スライド3

この方も、薬剤を流せた病変は少しずつ縮小してきているみたいです
繰り返し、安全に行っていきます

他の治療の選択肢をということはとても大切なのです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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