昨夜からはじまっためまい
一晩中、めまいとの格闘だ
この病気はめまいを伴うという
もともとめまいが
持病のようになっているが、
突発性難聴になったときは
特に感じることもなかった
乳がんのホルモン療法をはじめてから
めまいがはじまった
めまいや爆音を伴う耳鳴り...
睡眠がしっかり取れないのが
つらいところだ
そんな朝には、ふんわり彩雲――
久し振りの太陽が顔を出した
が、空は再び、
灰色の雲に覆われた
そして今日は点滴6回目
さすがにこの生活は疲れる...
点滴の前に、
今日もまず看護師さんとの問診
耳の聴こえは変わらないこと、
そして、
昨夜一晩中めまいがしたことを伝えた
「じゃあ、
めまいの検査も追加しましょう」
実はおとつい、
めまいの検査をしたばかり
が、このとき、
めまいの自覚症状がなかったため、
結果には出なかったのだ
その後、聴覚検査
そしてめまいの検査
医師による診察...と、いつもの流れ
今日は、ここ3日間当たっていた、
いつもの先生(院長)ではないのは知っていた
○1~2日目:若い先生
○3~5日目:院長
「どんな先生に当たるのだろう...」
と、このシステムに少し不安になる
「左耳、よくなってませんね」
今日の担当の医師は、
先ほど受けた聴覚検査の結果を見て言った
「はい」
「どうします? 鼓膜に注射する治療...」
きのう院長とその話をして、
「まだ決められない」と言った私に、
「いいよ、あしたまで考えてきて」
...と、言うことになっていたのだ
その治療をしたからと言って、
必ずよくなるわけではない
しかも痛みも伴う
治療も4回ほど受けなければならない
(治療費もそこそこ)
そんなことが引っかかって、
決めかねていた
「85%以上治るのならやるかもしれない。
でも、データ的にも
よくなるかどうかわからないし...。
とりあえずやめておきます」
そう言った瞬間、医師の表情が変わった
「(よくなる確率が)85%以上もあったら、
こっちだって首根っこ捕まえてやるよ!
首根っこ捕まえてね!」
『...(びっくり)』
確かに病気の治療で“85%の成績”なんて
夢のような治療だろう
でも患者は、その“夢”に賭けるのだ
それは決して高くない確率
なぜなら、残りの“15%”に入ることだって
十分にあり得るから
そんな患者の不安を受け止められない医者
“85%”という夢のような治癒率やデータに
カッとなるって、どうなのだろう
そしてそのあとの捨て台詞にも
また驚かされた
「痛い治療なのにね。痛い治療」――
そんなに患者を煽ってどうするのだろう
「麻酔を使って、
極力痛みは軽減させますよ」
と、不安を抱いている患者に
安心感を与えない医者
この場にいることが恐怖でしかなかった
ちっちゃいな、人間...
できてないな、人として...
そして、
モヤモヤした気持ちを抱えながら点滴へ
こんな気持ちじゃ、
よくなるものもよくならないよね...
あしたもこの医者に当たる可能性がある
嫌だな...
ちなみに、40代くらいだろうか
未だにこんな医者がいたんだ...
しかも若いのに
あした看護師さんにチクるかも
あの診察のときに
付いてくれていた看護師さん、
この医師の言葉を聞いて
どう思ったのだろう...
今日の薬
ステロイド減薬第1弾、3日目...
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Source: りかこの乳がん体験記





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