今日もめまいで目覚める早朝
今朝も音を感じることのない耳...
たぶん、二度と
聴力は戻らない気がする
そんな今日は、
ようやく点滴最終日を迎えた
長い1週間だった
いつものように受付を済ませ、
看護師さんの問診
早朝のめまいと、
耳の聴こえが回復しないことを伝える
そして少し待ったあと、
聴覚検査へ
「もう、どうせ聴こえないんだし...」
と、どこか諦めにも似た感情が湧く
聴こえてくるのは、
大きな耳鳴りだけだ...
聴覚検査を終え
医師の診察を待っている間、
きのう担当に当たった医師の、
あのおぞましい台詞が蘇ってくる
☆そのときの記事は下記へ
呼ばれて診察室へ入っていくと、
そこに座っていたのは
やはりきのうの医師だった
「耳の聴こえ、戻ってませんね」
「はい...」
「点滴は今日で終わりになりますが、
飲み薬はこのまま続けていきますか?」
「はい...」
こうして会話をしていると、
至って“普通”
きのうのあのヤクザな口調は
なんだったのか...
とりあえず私も“普通”を装い、
「来週中に、
紹介状を書いてもらった脳外に行きます」
と、告げる
「うん、あ、そうですね」
なんとも普通の会話だ
そして点滴へ――
ここから私の逆襲がはじまる
話しやすい看護師さんが
今日は出勤していたので
忙しいところ大変申し訳なかったが
呼んでもらった
そしてきのうの顛末を話した
☆そのときの記事は下記へ
「ごめんなさい。
嫌な思いをさせてしまって...。
今日、看護師の上の者が来ているので
報告させてもらっていいですか?」
しばらくして、
チーフらしき看護師さんがやってきた
「申し訳ありません。
さすがにこれは
許される言葉ではありません。
上に報告させていただきますね。
そして先生と会わないように配慮します。
あの先生、月に1度くらいしか
この病院に来ないので...」
...と、点滴中、
ずっと寄り添ってくれた看護師さん
耳の病気のこともたくさん話をしてくれて
和ませてくれた看護師さん
忙しいのに、点滴が終わるまで
ずっとそばにいてくれた
点滴が終わっても、
私が帰るのを見送ってくれて...
「ずっと寄り添ってくれて
ありがとうございます。
これからもお世話になります」
と、感謝の気持ちを伝えて帰ってきた
まだまだこれから
通わなければならない病院だ
1週間、点滴した右腕
しかもこの血管、
乳がんのとき使いすぎて
もう薬が入っていかないのだ
本日の薬
ステロイド減薬第2弾、1日目
ステロイドの副作用が
どんどん強くなってきた
我慢、我慢...
もう少し...
乳がん治療の副作用を思えば
これくらい――
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Source: りかこの乳がん体験記





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