世界で増えている若年性のがん

その他

「日本人の2人に1人ががんになる」

そう言われて久しい

計算上では“1.75人に1人”という、
恐るべき数字も出ている

乳がんに至っては、今では
「日本人女性の9人に1人が罹る」
とも言われている

  ちなみに今から40年前、
  乳がん罹患率は“30人に1人”

  その頃、
  「乳がんは増えてきて、
  20年後には“20人に1人”になるだろう」
  と言われていた

  私が乳がんになった19年前、
  まさに「20人に1人になるだろう」と
  言われていた時代

  私の乳がんがわかったときは、
  まだ“23人に1人”だった

  が、すぐに20人に1人になり、
  18人に1人...
  15人に1人...
  13人に1人...

  と、罹患率はどんどん増えていった

  それと同時に若年化も進んだ

がんは乳がんに限らず、
若年化が進んでいる

これは日本だけのことなのだろうか

国立がん研究センターなどの国際チーム*が
明らかにしたところによると――

  *)国際チームとは..

   ○IARC(国際がん研究機関)の疫学者
   ○各国のがん登録
    (Cancer Registry)担当者
   ○大学病院・研究機構の
    腫瘍学者・統計学者
   ○GBD(Global Burden of Disease)
    研究グループのメンバー

   などで構成されていることが多い

“2000~2017年にがんと診断された世界44か国と
 地域の患者データを調べたところによると、
 日本を含む多くの国で
 20~49歳の若年層のがん発症が増加していた”

という研究結果

がんの種類別では...

 ○子宮体がん:日本、韓国、エクアドルなど
 ○大腸がん:カナダ、アメリカ、イギリスなど

これらの国で
罹患率・死亡率ともに増えていたらしい

特にアメリカやオーストラリアなど、
若者の肥満率が高い国で罹患率は上昇していた

では、なぜ世界で
若年層のがんが増えているのか――

 ①早期ライフステージ(胎児期~子ども時代)
  の環境変化

   がんは高齢になってから
   突然はじまるのではなく、
   “生まれる前からの環境が
   将来のリスクを形づくる”という
   考え方がある

   ・妊娠中の母体の肥満、代謝異常
   ・大気汚染、受動喫煙
   ・早期からの高脂肪食、高糖質食
   ・子ども時代の運動不足、肥満

   ※若い世代の身体の設計図が
    変わってきているという見方

 ②肥満、代謝異常の増加
  (特に欧米、オセアニア)

   これは、
   若年がんの増加で最も強く関連している

   ・肥満→慢性炎症
   ・インスリン抵抗性
   ・ホルモンバランスの乱れ
   ・腸内細菌の変化

   ※大腸がん、子宮体がん、
    乳がんのリスクが上昇

 ③腸内環境(マイクロバイオーム)の
  世代レベルの変化

   最近の研究で急浮上しているテーマ

   ・超加工食品
   ・人工甘味料
   ・乳化剤
   ・抗生物質の多用
   ・帝王切開の増加

   ※これらが腸内細菌の多様性を減らし、
    炎症、免疫、ホルモンに影響
        ⇩
    発がんリスク上昇という考えが
    注目されている

 ④食生活の世代変化

   1990年代以降に
   子ども~若者だった世代は、
   歴史上初めて“超加工品”が
   日常になった世代

   ・食物繊維不足
   ・加工肉、赤み肉の増加
   ・清涼飲料水、スナック菓子、
    菓子パンの常態化

   ※特に大腸がんと強く関連

 ⑤睡眠不足、夜型化、シフトワーク

   研究途中ではあるが、
   今、かなり注目されている

   ・概日リズム(体内時計)の乱れ
   ・メラトニン低下
   ・DNA修復機能の低下

   ※乳がん、大腸がんの関連が
    指摘されている

 ⑥環境化学物質、
  内分泌かく乱物質(環境ホルモン)

   プラスチック、農薬、
   化粧品に含まれる物質が以下に影響

   ・ホルモン様作用
   ・代謝異常
   ・免疫異常

   ※子宮体がん、乳がん、精巣がんなどの
    若年発症に関与している可能性

 ⑦ストレス、社会的格差、
  医療アクセスの問題

   若年層のがんは、
   社会構造の影響も受ける

   ・低所得層ほど肥満率が高い
   ・健康リテラシーの差
   ・若年層の検診率の低さ
   ・医療アクセスの格差

   ※進行がんでみつかりやすく、
    死亡率が上がる

 ⑧“検査の普及によって
  がんが見つかりやすくなった”だけでは
  説明しきれない現実

   甲状腺がんなど一部は
   過剰診断もあるが、

   ・大腸がん
   ・子宮体がん
   ・乳がん

   これらに関しては、
   “本当に増えている”というのが
   国際的な共通認識

 ◎まとめ

   若年がんの増加は、
   “社会の変化が身体に刻まれた結果”

   ・生活様式
   ・食環境
   ・社会構造
   ・ストレス
   ・環境汚染

   こうした時代の変化が
   複合的に影響している

  ※“超加工品”に関しては
   後日、記載予定
 

これだけを見ていると、
「ではどうしたら...」と思う

もちろん避けられない現実もある

すべてを排除するのは不可能だ

「あれもダメ」
「これもダメ」

...ではなく、
できることを少しずつ

制限をしすぎると、
かえってストレスになってしまう

がんを経験して感じるのは、
“ストレスは最大の敵”だと思う

『なにをしても、しなくても、
 がんになるときはなる』

以前、専門家が言っていた、
「がんになるかならないかは“運”」

なんだか頷けるのだ

  昨夜の上弦の月

2026/02/25 昨夜の上弦の月

  一日中、曇りのきのう

  夜になってようやく晴れてくれた

  午後11時

  気温、-6℃

  パジャマで外に飛び出したら
  さすがに寒いよね...

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Source: りかこの乳がん体験記

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