女性乳がんと男性乳がんの増加の比較 〜がんは遺伝する?〜

その他

私が乳がんになった当初、

『日本人女性の
 23人に1人が乳がんになる』

と、言われていた

そんな今では、『9人に1人』と、
欧米の『8人に1人』に迫っている

  【乳がん罹患数の変遷】

   ○1980年頃・・40人に1人
   ○2005年頃・・23人に1人
   ○2008年頃・・20人に1人
   ○2010年頃・・18人に1人
   ○2012年頃・・15人に1人
   ○2015年頃・・13人に1人
   ○2018年頃・・11人に1人
   ○2020年頃(~現在)
         ・・9人に1人

ものすごい勢いで
増加してきたのがわかる

ちなみに、
私が乳がんになった当時言われていた、
『欧米では8人に1人』

これは20年経った今でも
ほぼ変わっていない

  ○フランス
    ・・9人に1人(横ばい~微減)

  ○北米(アメリカ、カナダ)
    ・・10人に1人(横ばい)

  ◎欧米全体
    ・・8~10人に1人(2000年以降安定)

日本人女性の『9人に1人』という数字は
決して少なくない

いや、「多い」

が、急増してきたこの20~30年を考えると、
現在は“高止まり”の状況

日本もこのまま
横ばいになってゆく可能性がある

ただ、がんは老化でもある

“高齢化社会に向けてはどうなのか...”
という懸念は残されている

これだけ増えている女性の乳がん

では、“男性乳がん”はどうなのだろう

私が乳がんになった当初、
言われていたのは、

『乳がんに罹患した女性100人に対して、
 男性乳がんは1人の計算』

  【2023年の統計(最新)】

   ○女性乳がん・・102,592例
   ○男性乳がん・・832例

   ◎男女比・・1:123(0.8%)

    ※国立がん研究センターより

約1%のまま、20年前とは変わっていない

  ちなみに、欧米と比較しても
  ほぼ同じ罹患率

が、それでも微増はしているらしい

理由は、やはり“高齢化”

  ※後半に詳細を記載

年齢を重ねれば、
それだけ細胞のコピーミスも
起こるということだろう

がんは、老化の副産物らしい
(60歳以降、急増する)

そんな副産物、要らないけれど...

では、
平均寿命が50歳だった江戸時代

きっとがんになる人も
少なかったのだろう

  年齢もそうだが、
  そもそも“がん”と診断することも
  できなかっただろう

では、まだコピー回数の少ない、
が、増え続けている“若年性のがん”は
どうなのだろう...

遺伝?

よく、「がんは遺伝する」と耳にする

が、実は“5~10%”と少ない

  ○遺伝性がん(5~10%)
   生まれつき遺伝子に
   異変を持っているタイプ
    例) ・BRCA1/2
       (乳がん、卵巣がん)
      ・Lynch
       (大腸がん、子宮体がん)
      ・APC遺伝子
       (家族性大腸腺腫症)
      ・RET遺伝子
       (甲状腺髄様がん)

  ○家族性集積がん(5~20%)
   家族にがん罹患者がいるが
   伝子異変は特定できないタイプで、
   “家族の共通点が原因”といえるもの
    ・体質
    ・生活習慣
    ・環境
    ・同じような食生活

  ○散発性がん(70~80%)
   圧倒的に多いのがこのタイプで、
   生まれつきの遺伝ではなく
   生きている間に
   細胞のコピーミスが積み重なって
   起きるがん

  ちなみに、
  がん種ごとの遺伝の割合は――

   ○乳がん・・5~10%
   ○大腸がん・・3~5%
   ○卵巣がん・・10~15%
   ○子宮体がん・・3%前後
   ○前立腺がん・・5~10%
   ○膵がん・・5~10%
   ○胃がん・・1%未満
   ○肺がん・・ほぼ遺伝性はなし
   ○肝臓がん・・ほぼ遺伝性はなし

若年性の増加が指摘されているのは、

  ○ホルモン環境の変化
   (初潮が早い、出産の高齢化、
   出産しない、授乳回数が少ない)
  ○食生活の変化
  ○腸内環境の変化
  ○肥満、体脂肪率の増加(隠れ肥満)
  ○飲酒
  ○ストレス
  ○睡眠不足
  ○感染症(ピロリ菌、HPVなど)

前後してしまったが...

  【男性乳がんの主要なリスク因子】

   ○家族歴
    男女問わず乳がん患者がいる場合、
    いない場合の約2倍リスクが上昇

   ○遺伝子異変
    男性乳がん患者の4~16%に
    BRCA2異変がみられ、
    0~4%にBCRA1異変がみられる

    一般男性の乳がん罹患率は、
    0.1%だが、
     ・BRCA1保因者は1.2%、
     ・BRCA2保因者は7~8%上昇

   ○加 齢
    60~70代の発症者が多い

   ○ホルモン環境の変化
    エストロゲンが相対的に高い状態で
    以下の状態がリスクを上げる

     ・クラインフェルター症候群
       男性の染色体が
       通常(XY)より多く、
       X染色体を2本持つ(主にXXY)、
       先天的な染色体異常症

     ・肝硬変
       エストロゲン代謝低下

     ・肥満
       脂肪組織で
       エストロゲンが増える

     ・女性化乳房

   ○胸部への放射線照射
    若い頃に胸部へ放射線治療を
    受けたことがあるとリスクが上がる

  ◎海外と日本のリスク因子は共通
   罹患率もほぼ同じ
  ◎男性乳がんは発見が遅く、
   進行してから見つかるケースが多い

『生活習慣病』に位置付けられたがん

がんになるかならないかは、
生まれてからの生活のほうが
重要のようだ

が、なにをやってもなるときはなる

なにをしなくても
ならないときはならない

結局、
がんになるかならないかは“運”らしい
(ある専門家の話)

  今日の空

2026/04/17 空 ①

  なんとなくハロになりそうな、
  うっすらと色づいている空

  が、結局、
  虹の輪になることはなく...

2026/04/17 空 ②

  雲が若干、虹の弧を描いている

  それにしても、
  相変わらず空は汚い

  今日も太陽がにじんでいる

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Source: りかこの乳がん体験記

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