別れた夫の誕生日

「あしたは七夕です」――

テレビから聴こえてきた言葉に
一瞬、背筋が凍る

なぜなら“7月7日”は、
元・夫の誕生日だからだ

  しかもこの地域の七夕は、
  もともと8月7日

  だから余計に7月の“七夕感”がない

彼は自分が“7月7日生まれ”であることに
いつも酔っていた

自慢げにもしていた

いや、当初は私も、
彼と巡りあったことは
“運命”だと思った一人だ

のちにそれが間違いだと気づく

“若さ”とは、
そんな過ちの繰り返しである

  ☆離婚後、
   私名義のクレジットカードを
   使われた話は下記へ

確か彼は、私より2つ年上

「今頃、なにをしているのだろう...」

時々、ふと、そんなことを思う

どこにいるのかは全く知らない

そもそも生きているのだろうか

まぁ、どうでもいいけど

同じ北海道出身の、
DREAMS COME TRUE

アルバムに収録されていた、
『7月7日、晴れ』が好きだった

が、“7月7日”と聞くだけで、
ちょっと嫌な思いになる

この曲に、まったく罪はないのに

聴くと、
あの当時のことも、
感情も思い出してしまう

むかし聞いていた曲は、
あの頃のにおいも記憶も
蘇らせてくれる素晴らしい力がある

が、こうして
嫌な想い出になってしまうこともあるのだ

あしたは少しでも平穏に過ごそう

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Source: りかこの乳がん体験記

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