
おはようございます。
本日は、投資ブログ仲間のななしさんから新刊、
『手取り25万円、妻子持ちでも7000万円貯めた私の 氷河期世代のお金の戦略』
をご寄贈いただきましたので、簡単にご紹介します。
ななしさんとはブログやXを通じて長く交流があり、2024年には私の著書『世界一やさしい 投資信託・ETFの教科書 1年生』についても丁寧なレビュー記事を書いていただきました。
今回はそのお返しも兼ねて、本書を読んだ感想をご紹介します。
ななしさんの『氷河期世代のお金の戦略』は王道の資産形成を学べる一冊
1. 老後に必要なお金を見積もるところからスタート
本書は、いきなり投資商品の話から始まるわけではありません。
まず、「老後にいくら必要なのか?」を考えるところからスタートします。
いきなりリスクのある投資を始めるのではなく、その前に生活費、年金、寿命などを踏まえて、自分に必要な老後資金を見積もることが重要です。
資産形成では「とにかく1億円を目指す」といった話になりがちですが、本当に必要な金額は人それぞれだからです。
自分の生活状況だと、将来いくらあれば十分なのかを先に考えるというのは大変重要です。
2. 投資方法は「長期・分散・低コスト」の王道
本書で紹介されている投資法は、非常にオーソドックスです。
単利と複利、72の法則、定額積立、長期投資、分散投資、生活防衛資金、リバランスなど、資産形成の基本が一通り解説されています。
NISAについても「低コストのインデックスファンドを長期保有する」という王道の考え方が中心です。
私自身がブログや書籍で普段お伝えしている内容ともかなり共通しています。
投資の世界では、どうしても「今後上がる商品は何か」といった派手な話が注目されます。
しかし、再現性の高い資産形成はもっと地味でつまらないものです。
支出を整え、余剰資金を作り、低コストの商品へ長期間投資するという地味な作業の積み重ねだと思います。
3. 本書最大の魅力は、ななしさん自身の実体験
本書で最も印象に残ったのは、投資方法そのものよりも、ななしさん自身の経験です。
ななしさんは就職氷河期世代で、リストラや再就職、リーマンショックなどを経験しながら資産形成を続けてこられました。
しかも、手取り25万円程度、一馬力で妻子を養いながら7,000万円まで資産を築いたという実績があります。
高収入でもなく、起業や不動産投資で一発当てたわけでもありません。
支出をコントロールし、余剰資金を作り、それを長期間投資に回すという地道な積み重ねで資産を築いたという点に、本書の大きな価値があると思います。
普通の家庭でも再現できる投資法を知りたい方は必読です。
4. 「貯める」だけでなく「使う」まで考えている
もう一つ興味深かったのが、老後の取り崩しまで解説している点です。
資産形成では、
-
貯める
-
増やす
-
使う
の3段階があります。
ところが、投資本では「増やす」までで終わることも少なくありません。
本書では、積立額別の資産形成シミュレーションだけでなく、老後に資産をどう取り崩すか、年金をどう活用するかまで紹介されています。
長年投資を続けてきた人ほど、最後は「どう使うか」が重要になりますので、取り崩し戦略まで解説している点が素晴らしいと感じました。
まとめ:派手さはないが、資産形成はこれくらい地味でいいという王道の一冊
本日は、ななしさんの『手取り25万円、妻子持ちでも7000万円貯めた私の 氷河期世代のお金の戦略』をご紹介しました。
決して派手な投資法ではありませんが、実は本当に再現性の高い資産形成ほど地味なものです。
その王道の方法を、手取り25万円、一馬力、妻子持ちという環境から実際に7,000万円まで資産を築いたななしさん自身が語っている点に説得力があります。
「収入がそれほど多くないから資産形成は難しい」と感じている方には、特に参考になる一冊だと思います。
ななしさん、このたびは素敵な本をご寄贈いただき、ありがとうございました!
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ



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