医療機関

瞳を閉じればあなたがまぶたの裏にいることで。この大好きなラッキーナンバー『３月９日』。冒頭の歌詞が最高で、いつも頭に浮かぶ人々がいる。それは、『ザイタク』を大切に想う仲間たち。『ザイタク』医療は、仲間が必要だ。と言うか、仲間としか成り立たな...

その時間、世界は幻想的な時間となる。日没直前直後。人の人生も似て、幻想的な世界となる。旅立ち直前直後。地域医療連携も少し似てる。暮らしから医療に。医療から暮らしに。病院・施設からザイタクに。ザイタクから施設・病院に。この様相の切り替わる時間...

先生、わしな、もうお迎え来てええ思うてんねん。そう話す彼の言葉に、裏腹な気持ちが見えたので、退院日に来たクラウンで、一緒に花見の下見に行こうと、ちょっと強引に連れ出した。車の運転は、内服薬の関係で、タナカが代行運転をしたのだが、桜の蕾の確認...

今日は、ドリカムデビュー３５周年の日。僕らは、まだクリニックを始めて１５年。今日は、２０年後の３５周年を考えてみた。僕は７０歳。訪問診療くらいしか、たぶん、できなくなってるだろう。それでも、24時間365日のファーストコールは、クリニックプ...

2009年3月。あれからちょうど15年。開業直前、白い巨塔卒業直前、僕は老健の医務室でこっそり、このクマのマークを書いていた。大切なひととお別れをする。ってことを思い起こしながら。「ZOOMもし話」でも、いつも同じ。この気持ちは今も変わらな...

おい、お前、先生に奈良漬け持って帰ってもらえ。おい、お前、先生にお薬の飲み方ちゃんと聴いたか？おい、お前、先生に困ったことあるなら今聴いておけよ。おい、お前、先生に聴いとくこと、何もないんか？ほら。先生、この人、気が小さいから、痛み止め飲ん...

あの時、母は一生懸命に怪我と向き合い、あれから、僕も一生懸命に介護をして、両親共に、一生懸命に前を向こうとして、それで、『ザイタク』が叶ったことは、きっと、何もかも間違いじゃない。あの日の母の骨折で、歯車が狂っちゃって、家族みんなになんか良...

昨日は第2回『訪問リハビリテーションを話そう』～「たべる」を支援するってどんなこと？～をテーマに、言語聴覚士の川端恵里さんにお話しいただいた。会は、多くの皆様のご参加もあり、また、桑山さん、寺本さんの療法士のお二人のご協力もあり、さらに、ノ...

ここ数年で、父母が旅立ち、相続や家の片づけをしていると、戸籍等を取り寄せる機会が増え、自分自身のルーツが気になって、「新聞を読め」「株式の勉強をしろ」「社会の仕組みを知れ」等、医者馬鹿にならないように常に指導してくれた母方の祖父の、残してく...

市民病院で研修医評価委員会が、あった。当クリニックも、2009年の開業時より、研修医教育の一端を担わせて頂いている。この研修医教育「地域医療研修」のご依頼が新人開業医の僕なんかのとこにあったのは、地域医療連携の研究を三田市民病院の地域医療連...

なごり雪１９７５年発表のこの曲。僕は１９７４年生まれ。５０年という月日を経て、やはり日本人らしい曲だ。相手のことを一生懸命に想って、相手のことを大切に取り組んでも、やっぱり主語がこちらにはなくて、向こうにあって、でも伝えられず、自分勝手に、...