先日、ふと鏡に映った自分の乳房
「こんなにくぼんでいたっけ...」
がっつりとへこんだ乳房の上部
そこに、ごつごつとした大きな石灰化の塊が
露になった左胸に
くっきりと浮かび上がっている
久し振りに正面から見た、4分の3の乳房
まぁ、厳密には、
4分の3も残されていないのだが...
手術から数年の間は、よく見ていた乳房
手術したばかりの頃は、
欠けた乳房を見るたび吐き気を催したものだ
そんな今では、すっかり見ることはなくなった
見るときと言えば、
朝、ブラジャーを着けるときと、
夜、シャワーを浴びるときくらい
「見なくなった」
...というより、
「あえて見ない」
そう言った方が正しいだろうか
本当は、自己検診のためにも
きちんとチェックしておくべきなのだが...
他人の胸に目が行く
テレビに出ている女性も、
街を歩いている女性にも
そして思う
「この人は、乳がん大丈夫なのだろうか...」
「検診には行っているのだろうか...」
「この中に、
乳がんをしている人がいるのだろうな...」
と...
“温存”は、
時として羨ましがられることもある
が、4分の1強も切除すると、
意外と不具合も多いものなのだ――
リンパ節郭清の影響もあるのだろうが、
切除部分の、
このなんとも言えない独特なくぼんだ感覚が、
今でも慣れないのだ
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Source: りかこの乳がん体験記
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