“持病”と聞くと、
ひとはどんな病を思い浮かべるのだろう...
○高血圧
○高脂血症
○糖尿病
○心臓病
○腰痛
...というところだろうか
“持病”とは――
長い間、根治しない病
...という定義らしい
随分、ざっくりとしている
では、
私たちが罹っている“がん”はどうなのだろう
がんは、簡単に「完治した」とは言えない病だ
治療も長期に渡る
殊、乳がんに至っては、
『完治は20年』とも言われている
今では、がんは、
“生活習慣病”にまで位置づけられているほどだ
もう、“持病”のレベルか?
...が、なにかが違う
“持病”の括りにがんを加えてしまうのは、
なにか違う気がするのだ
がんは、もっと、
“重い何か”があるような気がする
それは、時に再発し、
時に、命をも脅かす存在だからだろうか
現に、一度がんを経験してしまうと、
医療保険に加入するのも困難だ
『持病はありますか?』――
その設問に、
いつも考えさせられるのである
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Source: りかこの乳がん体験記
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