肝臓がん の カテーテル治療

外科医

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みなさん
こんにちは
2代目ガンちゃん先生です

レンビマについて、、

進行肝臓がんに
今、一番多く使われている薬剤は
レンビマです

肝動脈塞栓術が効かなくなった症例
癌が周囲の血管に入り込んだ症例
肺や他の臓器に転移した症例

などに一般的には多く使われています

癌の血流を落とす力はなかなか強く
一般的には30-40%くらいの力で
血流を落としてくれる薬剤です

ネクサバールと並ぶ効果を示していて、
いま、よく使われています

私が関連するレンビマのデータを見てみますと
レンビマを投与した200例くらいのデータを共有しているのですが、

副作用が90%以上で出現し、
とくに強い副作用は40-50%程度

薬の量を減らさないといけない割合は50%
結局、飲むことを中止せざるを得ない割合が40%

つまり、管理を丁寧にしないと続けられない薬と言えます

岩本内科にご相談されにくる肝臓がんの患者さまで
このレンビマを飲まれている方が多くおられるのですが、、

びっくりするくらい漫然と飲まされている方が多くて・・・

体がだるくなる副作用が出ることが多いのですが、
だるいのに漫然と続けられるのはたまったもんではありません

この患者さまは、
幸い強い副作用がでることなく
1年以上、レンビマを内服できている方で
経過は良いのですが

腫瘍が緩やかに大きくなってきたとのことで、
岩本内科にご来院くださいました

スライド7

アンギオCTで現在の癌の状態を把握し、
選択的にマイクロカテーテルを挿入し、
門脈動脈同時塞栓療法を行いました

治療後、薬剤がしっかりと
腫瘍の中に貯留している事が確認できます

スライド8

これで画像上は、一旦、
明らかな癌はゼロに近く治療したことになります

肝機能を落とさずに
カテーテル治療を入れることによって、
その後の
よりレンビマやネクサバールなどの内服の抗がん剤を
長く内服できるようになっていくはずです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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