下副腎動脈、肋間動脈から栄養される肝臓がんに対するがんカテーテル治療

外科医

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みなさま
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

家族にお誕生日のお祝いをしてもらい、
心がホクホクです ♪♪

7歳の三男坊が、
漫画を書いて、私にプレゼントしてくれました

そのタイトルは、
“おもしろいほん”

2ページだけの本でしたが、面白かったです 笑
子供の成長を感じるのは、嬉しいですね

さて、今日は治療の記事にします

本日、ご紹介するのは、

7年ほど前、
ステージ4Bで岩本内科に来院された
進行肝臓がんの患者さま

4Bの状態でしたが、
肝臓内は、門脈動脈同時塞栓療法で、一発で癌ゼロにできて、
転移は、放射線治療をお願いして、そこも消えて

癌ゼロで6年くらい経過していたところで、
また、再発です

一度、加療しましたが、
また、その近くから再発してきましたので、
今回、あらためて治療をさせていただきました

がんの再発の場所は、
肝S6の下側
肝臓の一番下の端です

スライド2

今回、がんは肝臓の動脈から血流が入っておらず、
特殊な動脈から血流をもらって
生き延びている状態
でした

特殊な動脈の一つ目は、
下副腎動脈
腎臓の動脈の手前から分岐
していました

スライド5
スライド6

丁寧に選択肢、
門脈動脈同時塞栓療法を行いました

次に、
肋間動脈

スライド7

肋間動脈は
肋骨の動脈ですが、
肝臓がんを栄養する場合があります

肋間動脈の治療の注意点は、
手前から脊髄の動脈が分岐する可能性があること、
途中に皮膚への動脈があること

この二つです
これらに注意しながら、
マイクロカテーテルをがんの動脈まで挿入させることができたら・・勝ちです!

スライド8

岩本内科では最終的に、選択的にアンギオCTを撮影するので
安心して、治療することができます

これで、OKです

スライド9

この方は、
以前、脳卒中をされ、麻痺があるのですが、
ご家族が支えておられ、
まだまだ、お元気に仲良く過ごして頂きたいと思っています

今日は、大学で
治療と外来

そのあと、夜に広島に移動して、
明日、講演です

今週もはじまります
さて、ガン張りますか
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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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