やれることはまだ無いか

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みなさん、おはようございます
２代目ガンちゃん先生です

とっても充実した東京出張でした！
今朝は、朝のうちに
東京から岩本内科に戻ります

さて、今日は
肝臓がんの患者さまの治療経過のご紹介です

ご紹介する患者さまは、
四国からご来院の患者さまですが、

ご紹介いただいた病院も、とても
肝臓がん治療に長けた先生がおられて、
上手に治療してこられました

今使える肝臓がんに対する全身の抗がん剤治療６種類の内、
５種類をしっかりと使い切るまで
上手に治療を続けてこられました

ですが、それらが効かなくなり
他の手段が無くなり、
岩本内科へ来られました

肝臓の中は全体に、
たくさんの癌がある状態

肝機能も低下しており、
厳しい中での戦いです

もちろん、患者さまも厳しい状況である事はある程度理解されているのですが、
それでも、治療を全く受けないで日々を過ごすのではなく、
治療を受けながら
毎日を過ごすことで、

毎日を前向きに、充実して過ごす事ができると考え
岩本内科での治療を開始しました

カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法を行います

本当にぎりぎりな状態な場合は、
私がよく使うNew FPにはこだわらず、
Low dose FPという動注の種類を使う事もありますし、
New FPとLow dose FPを組み合わせて行う事もあります

とにかく、細心の注意を払いながら治療する必要があります

結果、いま、岩本内科の治療を始めて
４ヶ月が経ちました

肝機能も治療開始時から低下することなく、
また、治療による副作用もほとんどなくお過ごし頂けています

まだまだ癌はたくさんありますし、簡単には小さく、少なくなってはくれませんが、
あきらめずに、
心健やかに前向きに、一緒に闘って頂けています
そうやってお過ごしいただけるのは、
本当に素晴らしいことですし
ありがたいことです

もちろん、医学は万能ではありません
ですので、治療がうまくいかない事も残念ながらあります

ですが、そんな中でも医師はやれることはまだ無いか？と考える事もとても大切です

そう考える姿勢も患者さまにとっては大切な一つの治療なのだと私は思います

肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記