ある日曜日の夜中の2時、電話がなる。
「せんせい、お父さん背中痛いって」「どのあたり?」
「お父さん、どこ痛いん?ここ?どこ?肩甲骨のした?せんせい、肩甲骨のしたらへんって」「腫れてる?赤い?」
「お父さん、背中見せて。ここ押してみるわ。気持ちいい?!せんせい、押したら気持ちいいって。赤くないし、腫れてもいない」「なんか、痛み止めある?」
「私の腰痛用の痛み止めあるわ。これ飲ましていい?」「うん、じゃあ、様子見れそう?」
「はい、夜中に起こしてごめんなさいね」「全然、大丈夫ですよ。また朝ね」
朝、電話する。
「もしもしお母さん、どう?」「お父さんあれからよく寝てるし、まだ起きてないから、痛くないみたい」
「じゃあ、時々痛くなった時用のお薬、明日の月曜日に処方するので大丈夫?」
「はい、それでだいじょうぶ。まだ私のぶん1個残ってるし。明日月曜日せんせいお願いね」
また別の、祝日深夜の電話。
「せんせい、主人がお薬さっき飲んだとこで、すぐもどしちゃった」
「あのお薬のうち、この医療用麻薬だけは大事やから、1つ追加でもう一回のんでみて」
「わかりました」
朝、電話する。
「もしもし奥さん、どう?」「主人、今朝から朝食、目玉焼きと食パン1枚とコーヒーのみました」
「美味しかったって?」「はい、食欲は全然あります」
「今日は天気いいし、散歩再開できそう?」「近くの公園、サクラ咲きそうやから、二人ででかけてみます」
「うん、久しぶりに手えつないで仲良く行ってきて」
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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