熱田神宮の“こころの小径(こみち)”内を進みますと、「龍神社」の次に見えるのは「御田(みた)神社」です。
御祭神は「大年神(おおとしのかみ)」で“五穀豊穣”の守護神と言われます。
お社(やしろ)前に立てられた看板には、“新年祭と新嘗祭に奉(たてまつ)る供物は、まずは鳥に食べさせるという儀式(鳥祭り)が古くより伝わっている”と書かれていて、古来、先人たちの宗教観に思いを馳せました。
本日は、大年神からの御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「今の世にあっては、そなたたちは、“和”(調和・融和など)と“離”(乖離(かいり)・離脱など)、その双方を殊更(ことさら)に感じるであろう。
元来この世とは、物事が寄る(合わさる)こと、その一方での、互いに離れゆく(相反する)こと、その二極(二つの側面)にて現象が成される。
常ならぬ(普段どおりではない)情勢のもとに、これまで連綿たる(普通におこなわれる)物事さえも滞り、あるいは遮られる(遮断される)時世にあっては、人の心は一層そぞろ(=不安)に駆られ、道に彷徨(さまよ)い苦しむこともあるだろう。
しかるに、常を逸する(=普段ではない)世こそ、まさにそなたたちは、自らを取り巻く者(存在)との一層の絆、そして繋がっていることの“奇跡”と、さらには、たとえ遠くに在りとても、まさに自らのごとく近しき(親近感)を覚える、この経験を、(生活のあらゆる場面で)幾重にも得ている。
衣食住のみにて、人は生きるのではない。
この苦難のときこそ、人は、自らの“生きる”にあたり、真に欠かせぬ物事を(衣食住の充足のみならず)会得するようになる。
人は、まさに、この地球の多面(多くの要素)によりて生かされるごとく、人の多様な、そして深き、強き“絆”にこそ、生かされるのである。」
(熱田神宮④ へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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