「闘病中の写真ありますか?」
そう聞かれたのは、
ある講演の打ち合わせをしているときだった
『え? 闘病中の写真?
そんなの撮る気持ちにもなれなかったし、
そんな余裕もなかったよ』――
「闘病中の、
自分が弱っているときの記録なんて
残したくもない
きっと、あとで見ることもできないだろう」
と、思っていた
当時はまだSNSも普及していなければ、
このような闘病ブログも
それほど存在していなかっただろう
今では簡単に携帯電話で写真を撮ることができれば、
それを容易にネットに上げることもできる
記録を残すことは、
“当たり前”になっているのかもしれない
それでも、手術のため入院をしたとき、
「闘病の写真、残しておこうか...」
と、考えたこともある
が、やはりそこは、
まだ“時代”ではなかったのだろう
今のように、便利な
“スマホ”ではなかったのも大きい
今後、万が一、なにかあったとき...
いや、“なにか”なんて、
あってはいけないのだが...
そのときは、
しっかり記録を撮っておこうと思う
そして思った
「がんになったどれくらいの人たちが
写真や動画で闘病の記録を
残しているのだろう...」
と...
やはり、
「そのときの写真は撮りたくはない」
という人と、
「残しておきたい」
という人に分かれるのだろうか
そんなSNSやブログを見て、
力を分けてもらえる人、
勇気づけられる人、
共感を得られる人...
そんな人たちがたくさんいるのも、
また事実なのだろう
そういう意味では、
“いい時代”なのかもしれないな...
氷点下9度の朝
「ウイルス、この寒さで凍りついて
死んでくれないかなぁ...」
そんなことを思いながら、
今日もテレビのニュースに耳を傾ける――
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Source: りかこの乳がん体験記
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