インフルエンザ vsコロナ

内科医
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上の図は感染曲線ですが…
ある程度の感染者がいないと収束しないことを物語っています。

インフルの場合だと、1日20人のインフル患者が20日で…
自分の診療所だけで月400人のインフルの患者さんが来ることになります。

それに比べれば…コロナは少ないよね。

次は…インフルエンザ vs コロナの死者数(日本)の比較です。

昨年のインフルの死者数:3325人:コロナウイルスの今までの死亡数は161人
いかにインフルエンザの方が死者数があるかを物語るものです。

今年の1月中旬にはインフルエンザの患者が減り…散発的になりました。
こっておかしいんだよな。この10年…こんな速くインフルが収束することはなかった。
そしてコロナでしょ…推測ですが1月中旬にはコロナが国内に入ってきていたのでは?と
感じています。(^_-)ネッ

基本的に人間がウイルスに勝つことは出来ない。
ワクチンができていも、一時しのぎでしかないことを理解して欲しい。
今回のコロナのことで再考しなくてはいけないことは…「ウイルスとの共存」でしかない。

「感染が怖いので…」とかの方が多いのが実情ですが…

この怖がっている人の身体にも多種多様のウイルスがいます。
そのウイルスが変異すれば…新たなウイルスの感染源が生まれます。
人間はウイルスに感染していなくても感染源になりうることを理解することだね。
ウイルスはいつも、人の身体と共存しています。そこに人間の生があるからに他なりません。

今は政府の要請により、外出の自粛が宣言されていますが…
アメリカでは…自宅にこもりきりの人にも感染者が出ています。
今回のコロナウイルスに関しては感染しやすいため外出自粛も重要に他なりませんが…。

自分たちの身体に多種多様な種類のウイルスがいつもいます。
ウイルスは「地球環境との動的平衡を保っている存在」と推測されます。
このウイルスを怖がっている人が多いのですが、「ウイルスによって生かされている」
そんな感覚がないんだろうね…この感覚の欠如の方が怖いと感じています。

自分にはウイルスより人間の方が怖い部分があると思うな。
感情がある人間よりも感情が無いウイルスの方が地球環境に馴染めるのでしょう。
「人間本位の規制ではなく、ウイルスの動的平衡を考慮した規制が必要」だと。。。

ですから…ある意味、残念ながら…
地球においては人間はウイルス以下の生命体でしかないんでしょうね。(笑)

後は…マスコミに踊らされているよね…
マスコミには正確な情報と安心を与えるのが、その使命だと思うんだけどね。
人を怖がらせているばかりでは…個人の迷惑メールと同じ。
報道しているご自分が報道対象になったらどうなるのか?という考えを持たないと、ね。
マスゴミと言われないような報道をして頂きたいと思います。

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PS: Zardは、とても好きでした。
  彼女は歌詞を大切にしていたと言います。ある意味、立派な女性だったと思います。


Source: 病気って…なぁに?

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