皆様
前回の記事【熱田神宮⑨ 最終回】では、いつになく、神よりの厳しき御言葉を書かせていただきました。
少々、怖い思いをさせてしまったかと申し訳なく思いますが、天の厳命により、僭越ながら記事にさせていただいた次第です。
わたくしたちは、やはりできれば安易に生きたい生き物です。幼い頃はいざ知らず、大人になればなるほど、ついつい自身の都合の良いように頭を巡らせてしまいますね。
緩(ゆる)みには、一方で、適度にきつくする作用が必要です。もちろんきついばかりでは、人間は生身ゆえ、立ちゆきません。
この世は、たとえ目には見えなくても、こういった互いの要素が作用し合い、しかるべく均衡が保たれているのです。
そしてまた、緩み、きつさ、それらどちらであっても“極端な物事”は、様々な要素が緻密に関わり合う世にあって、少しずつ軋轢(あつれき)を生み、いつかは崩壊(破滅)を呼ぶでしょう。
こうしてわたくしたちには、多種多様な調整が幾重にも機能し、人類としての生命が永らく繋がれております。
そう考えますと、今身近を思うに、わたくしたちの生活が、衣食住などのごく基本的な物事からはじまり、それ以外でも沢山の物事に囲まれ、あるいは各々が貪欲に追い求めつつ、これら多面の仕組みのなかにこそ、一人ひとりの“生活”は成り立っていることがわかります。
昨今にみる、制限の多い(自粛を旨とする)生活は、無論、今こそ互いが享受し今回の局面を乗り越えるための方策ではありますが、日々感じますのは、わたくしたちの生活は、生物学的に単純に“生きる”ことをしているのではない、ということです。
そのなかでは、やはり“均衡”が、エネルギーとして実際にはこの世につぶさに影響しているのです。
この均衡とは、言い換えれば、“つり合い”あるいは“バランス”でしょうか。
見えないエネルギーばかりではありません。地球に依拠する生命である人間もまた、立派な“均衡”の担い手です。
さらに言えば、特定の人物に限らず、この“均衡”は、きっと地上のすべての人が担っているでしょう。物理的にも、そしてエネルギー的にも、です。
わたくしに関して申し上げれば、この“均衡”という感覚は、皆様を霊視する際の、いわば最大の視点となります。
霊視鑑定にて対面いたしますと、実際には、皆様どの方も同じようなお姿を示してくださいます。
その、同じような、とは、どの方も健気(けなげ)で、本当に真剣なお姿ということです。
きっとそれまでの人生、簡単には言い尽くせぬほどのご苦労や困難などがあり、そして、なおかつ自分なりに一生懸命考え歩み続けてきたからこそ、こうして霊視鑑定にお越し下さる、本当に真摯な思いが、目前のお姿そのものだろう、とわたくし自身ときに感動さえ覚えます。
“自分の人生の何がいけなかったのだろう? 何の因縁で、このように苦労が絶えないのだろう?”というように、皆様なりの人生の困難に思いを巡らせていらっしゃるのです。
(次回②へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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