※筆者より【世界は“均衡”を図る④ 最終回】

その他

わたくし自身は、この世には、いわば人類の“調整役”として天より降ろされていると考えております。

神と人を繋げるのですから、“仲介役”というほうが分かりやすいかもしれませんね。

ですが、“調整役”とは、先にも書いたように、人ひとりで言えば、“魂の本質(中心)”にきちんと戻すサポートをすることです。

そして、広く社会で言えば、見えないレベルでの、一人ひとりのお役目をあらゆる霊的な角度から見い出し、ご当人にその真実をお伝えすることで、以後の人生をより前向きに、力強く歩んでいくためのお手伝いをすることです。

人類として、もし行き過ぎたことがあれば、神はつぶさにわたくしに警鐘を与えます。

神の御意は、今と、そしてはるかなる未来へ向けて、過去よりの時空も兼ね合わせ常に遍(あまね)くわたりますので、人間の理解をとうに超えるものです。

その一方、人々の歩み(生き方)は、やはり簡単に進むものではありません。

現象界という物質を依拠とした世界観のなかで、わたくしたち人間は、肉体と、また見えない側面の特質とが合わさる生命体です。さらには過去よりの因縁(カルマ)も絡むのですから、この世界はけして一枚岩ではないのです。

そういった意味での、神と人との“差異”(距離感)ーーー 霊的な事実は、たとえ姿として見えなくとも確然と存在します。

人間の生きざまと、それに呼応するエネルギーの世界を、圧倒的な映像として神はまざまざとわたくしに示しますので、それを拝見しつつ、地球の未来に想いを馳せるとき、苦悩しないと言えば、正直嘘になります。

いつかしら人同士が争うようになり、あるいは地域、国家間のボタンの掛け違いが幾重も生じ、さらに言えば、人が、地球に生きる生命体の一つとしての、天が定めた道理を忘れた頃から、この世は彷徨(さまよ)うことになったのかもしれません。

神をはじめとした見えない存在への敬意、生かされていることの感謝――― 人間としてごく当たり前のことを当たり前にする、ということのなんと難しいことかを、今の世情をみるにつけつくづく痛感いたします。

人間が生きるとは、けして大それたことを目指すためではありません。

大切な人と仲良く、自分の立場でできることを誠実におこなっていくこと、そして、“ありがとう”を互いに素直に言い合えて、ときに沢山の“お蔭”で自分が生きているのだと感じられれば、もう最高です。

ですので、先にもお伝えした“人それぞれに、神より任されたお役目”は、もしかしたら、気持ちが奮い立つような、大きなものではないかもしれません。

ですが、それもまた、“あなたこその大切なお役目”なのです。

これからわたくしがお出逢いする方、そして、すでにお出逢いしたかけがえのない方々が、“生きているって素晴らしい”と思っていただける、つまりは、自らの“生(せい)”をより前進的に受け入れ、その方なりのお役目と生き方で、この地上で美しく輝けることに少しでもお役に立てればと、心から願います。

Rinokia

以上。

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Source: 神々からのメッセージ

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