“人生の一部” ~“目標がある”ということ~ 

新型コロナウイルスの影響で、
ボウリング場も休業になった

22年と6か月続けてきた、
“ボウリング”という競技

足首を捻挫したとき、
肩を傷めたとき、
指を怪我したとき...

と、
何度か休まざるを得ないときがあった

中でも一番復帰に時間がかかったのが、
子宮筋腫の摘出手術を受けたときだ

...が、復帰をしたのも束の間、
筋腫の手術から半年後、乳がんがわかる

命、そして治療がはじまれば、
体調不良にもなるだろう

腋窩リンパ節郭清で、
腕がどの程度回復するのかもわからない

ボウリングをはじめてから、
初めての長い“休暇”となった

すでに私の中では、
“ボウリングは人生の一部”

そう言ってもいいだろう

“ボウリングのため”に、
乳がん手術後のリハビリもやってきた

「一日でも早く、復帰するんだ」

その思いだけだった

おそらくボウリングがなければ、
あれほど一生懸命にはなれなかったと思う

が、その復帰の思いは、
“焦り”となって表れた

それは、なかなか引かない傷の痛み、
遅々として上がらない腕

そして、力のこもらない手と、
治療の副作用で思うようにならない身体...

リハビリ書には、

『半年で、元の生活が取り戻せます』

そう記されていた

が、現実は、そんなに甘くはなかった

焦りや不安の中、
“ボウリングの復帰”という目標を
失いかけたこともある

泣きながらリハビリをした日が、
どれくらいあっただろう...

現在、乳がんの手術から13年と3か月

今も毎晩、
リハビリ(ストレッチ)は欠かさず続けている

もちろん、“ボウリングのため”

ボウリングをやっていなかったら、
きっと、とっくにやめている

きっとボウリングがなかったら、
こんなにリハビリはしなかった

そんな“ボウリング”は、
私の“人生の一部”なのだろう

いや、
今や大半を占めているのかもしれない

“目標がある”って、
きっととっても大切なこと

“目標がある”ということは、
きっと、生きるために必要な活力なのだと思う

それは何も、
“壮大な目標”でなくてもいいのだ

一日一日、ひとつひとつ、一歩一歩

できることを少しずつ...

さて、
ボウリングは、いつ再開できるのだろう――

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Source: りかこの乳がん体験記

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