「来年こそは...」の願いを込めて―― ~今年の桜~

その他

暖かな朝

ストーブの要らない日が、少しずつ増えていく

ふと窓の外を見上げると、空にはハロ

2020/05/09 桜 ①

天候が崩れる前触れだ

そう言えば、夕方から雨の予報

急いで洗濯物を干し終え、家を出る

目的は、ようやく咲きはじめた“桜”

北海道の桜は3日で満開を迎えるため、
観に行けるタイミングが難しいのだ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
長い間、日本は“自粛”を余儀なくされている

散歩やジョギングなど、“密”にならなければ
外出は禁止ではないはず

が、外を歩くと、
なんとなく罪悪感に苛まれるもの

人目が気になるのは、
きっと私だけではないだろう

「“密”でなければ、外出はいいはず」
「“密”でなければ、外出はいいのよ」

そう心の中で唱えながら歩く

そんな姿はさながら、なにかの宗教のようだ

乳がんになってから、
毎年、桜を観にいている公園

2020/05/09 桜 ②

2020/05/09 桜 ③

2020/05/09 桜 ④

木々も老木と化しているのか、
本数自体もかなり間引かれている上、
枝もはらわれ、スカスカだ

「ここでも“密”が避けられている...」

初めてここに来たのは、
乳がんの手術をして4か月後

あのときは本当に美しかった、この公園の桜たち

「何にも“命”があるのだな...」

帰り際、空を見上げると、
そこには再びハロが...

2020/05/09 桜 ⑤

真上に見えた天使の輪のようなハロ

太陽の中心から外れていたが...

「こんなことって、あるのだな...」

  東京で桜が咲きはじめた頃、

  「お花見はしないように」

  と、東京都知事が訴えていた

  もちろん、
  新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためだ

  私の街は、特に“桜の名所”もない

  あちこちの小さな公園で咲いたところで、
  人出はまばら

  “密”になることはない

  が、東京は、私の想像を遥かに超えるほどの
  群衆になるのだろう

  “花見自粛”のお願いをしたあと、
  知事はこんな言葉をつけ加えた

  「大丈夫です。来年も桜は咲きます」――

  おそらく、来年も桜は咲く

  「何事もなければ、
   99.999%以上の確率で咲く」

  ...と私も思う

  が、来年、
  その桜を観られないかもしれない人たちがいる

  “今年の桜”を楽しみにしている、
  多くの人たちがいるのも、また事実なのだ

  私も、今でこそ、こうして生きている

  が、乳がんになったばかりの頃は、

  「今年は桜が観られるだろうか」
  「来年の桜は観られるだろうか」

  そう思って生きてきた

  “桜”はやっぱりどこか特別で、
  それを目標にしている人たちは少なくない

  知事の発言を聞いて、
  そんなことを思った

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Source: りかこの乳がん体験記

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