おっぱいを切り取る決心がついた日――。

その他

2007年1月4日――

今から14年前

2021/01/04 日記

私はノートに、こんな日記を綴っていた

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

      1月4日(木)

  午後2時前、病院から電話が来た

  手術の日を知らせるものだった

  手術は11日

  長年つきあってきた左胸とも、
  あと1週間でお別れだ...

  “治療のため”とはわかっていても
  なかなか決心がつかなかったが、

  手術の日が決まって、
  少し、踏ん切りがついたか...

  でも、これからが病気との本当の闘いだ

  弱音を吐く訳にはいかないので、
  気を引き締めよう!!

  耐えるのみだ!!

  1週間後の今頃は、手術の真っ最中か、
  おっぱい、なくなっている頃だ

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

前年の11月28日のがん告知から、
手術までの約1か月半

“おっぱいを切り取る”ということに、
気持ちは抵抗をし続けていた

「あのとき、乳がんを見つけてくれていたら...。
 そうしたら、全摘にならなかったかもしれない」

5年間がんを放置した、
医師への不審が募っていたからだ

病院から入院の日を告げられたとき、
「その日で大丈夫ですか?」と聞かれたことに、
実は驚いた

それは、
“決められた日に入院をするもの”と思っていたからだ

思えば、仕事や所用のため、
その日に入院できない人もいるのだろう

「その日で大丈夫ですか?」

そう聞かれたとき、私は思わず、

「その日は用事があって...」

と、断りたい衝動に駆られた

延ばし延ばしにして、
このまま手術から逃れたい

この現実から逃げ出したい――

『いや、逃げてはいけない。
 立ち向かっていかなければ...』

そして次の瞬間、私はきっぱりと言い放った

「はい。大丈夫です」――

あれほどじたばたともがいていた、
全摘への抵抗感

が、不思議と、
「手術日が決まった」と聞いてから、踏ん切りがついた

それは、
“生きてゆくための一歩”を
ようやく踏み出した瞬間だったのかもしれない

...とは言え、手術までの1週間は、
やはり、つらく悲しい時間でもあった

  そんな今日の夕飯は...

  ここのところ、
  氷点下20度前後の極寒続き

  ...ということで、
  あつあつのカレーうどん

2021/01/04 カレーうどん

  昨年末、
  多めに作って冷凍しておいたカレーのリメイク

  超簡単晩ご飯

  おいしく食べられることに感謝――

    デザートにアイスクリームを食べたせいで、
    結局、身体が冷え...
       

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Source: りかこの乳がん体験記

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