HSP片付けブロガーのナナコです。
昨日、大学生の男の子と話ていました。
彼は看護学校に通っています。
そのため
患者さんの心理を
勉強する機会があるのですが
小さなお子さんが
重病なケースのビデオを観ました。
それを観ると涙が出てしまいます。
他の友達は全然平気だったり
しているのに。
僕はこれから
現場で働くようになったら
こんなことじゃ大変だよなぁって
思いました。
感受性が高いんだね。
優しいってことだよね。
そんな会話になりました。
彼の普段の様子を見ていると
物腰は柔らかいし
人に対して親切だし
病院に彼のような看護師さんがいたら
きっとみんな安心して
気持ちを話したり
不安を和らげたりできるのだろうなぁと感じます。
小さな子どもに
お年寄りに
車椅子を利用している方に
目線を合わせて
まっすぐに関わる姿が
容易にイメージできるのです。
だからこそ命の現場では
辛い気持ちも抱きやすいのだろうな、とも。
共感力が高く
よく気がつく人
看護師や
カウンセラーなど
人の心に寄り添う仕事は
適職ですね。
でも、境界線が引けないと
しんどくなってしまうので
そのバランスが取れるようにならないと
消耗してしまいます。
では境界線を引くには
どうしたら良いのでしょうか?
それは
共感しても、同調はしないことです
一見、冷たく感じるかもしれないですが
とても大切なことなので
詳しく書こうと思います。
特に繊細さん・HSPさんは
人の気持ちによく気がつきます。
あ、今この人は辛いんだな
苦しいんだな、悩んでいるんだな
そのようなことを察知できるので
なんだか知らないけど
人からよく相談されたり
「あなたと話しているとほっとする」
と言われたり
街中で道を聞かれたり
そういうことがよく起こります。
相手の立場や気持ちに寄り添って
モノゴトを考えることができるからです。
これは生まれ持った才能の一つですので
大いに生かしたら良いのですが
厄介なのは
共感しずぎると相手の問題が
自分の問題になってしまうところです。
私も経験がありますが例えば
「人間関係に悩むAさん」は
Aさんが自身が課題を見つけて
解決してゆくしかありません。
私にできることは
話を聞いてあげること
そして、求められればアドバイスをして
ただただ見守ることくらい
でも、親身になるあまり
Aさんの抱えている悩みが
まるで自分のことのように深刻になってしまうと
ややこしくなります。
私に起きている事象ではないのに
常にAさんの状況や心境を想像して
苦しくなってしまうのです。
そしてさらに行きすぎると
私が力にならなくちゃ!
私が解決してあげなくちゃ!
私がなんとかしなければ!
と、問題がすりかわってしまいます。
こうなると
苦しむ人が2人になります。
これがさらにエスカレートすると
共倒れしてしまうことも…(^^;
あくまで、問題を抱えているのは
Aさんなのです。
共感しても、同調はしない。
相手を助けたいからと言って
自分が潰れてしまうのでは
本末転倒なのです。
これでは誰も救われません。
相談されたら?
周りに辛い思いをしている人がいたら?
相手の立ち直る力を
信じてあげること
それが唯一
こちらにできることなのです。
自分の中に
しっかりとした軸を持つことです。
・自分はこう思う
・自分はこうしたい
・自分はこう生きたい・在りたい
などですね。
相手がどのような状況であれ
淡々と自分を生きるイメージです。
この軸をしっかりさせるには
心と体のつながりを
いつも感じていることが必要です。
常に自分の本当の望みや願いを
キャッチしていることですね。
例えば自分にとっての些細な本音を
いつもちゃんと聞いてあげられていますか?
・紅茶がのみたい?
・コーヒが飲みたい?
それは
・ホットがいいのか?
・アイスがいいのか?
もし、周りにいる大勢が
全員アイスコーヒーを選んでいても
自分は温かい紅茶が飲みたい!と思っていたら
それに従うことができますか?
本音を隠して
私もアイスコーヒーでいいや…
となっていないませんか?
そのような小さなことです。
周りに流されてばかりいると
小さな声はどんどんかき消され
そのうち聞こえなくなってしまいます。
これが重症化すると
周りと自分の境界線が引けなくなり
自分がどうしたいのか?
何を感じているのか?
分からなくなってしまいます。
まずは小さな本音を見逃さないように
意識的に生活してみましょう。
・誘いに乗る?乗らない?
・電車で行きたい?バスで行きたい?
・今日は別の道から行ってみたい?
・今日はゆっくり休みたい?
いつも自分に質問する習慣を
持ってみるのもおすすめです。
ちゃんと答えてくれますよ。
これを繰り返していると
そのうち自分の中の主張が
はっきりして来ますし
これはYES、これはNOと
周りがどのような状況であっても
自分だけの答えを引き出せるようになります。
自分の軸を作る
本音を見つける
そのために効果的なのは
片付けと瞑想です。
毎度毎度、同じことを言っていますが。笑
これは本当におすすめです。
片付けは自分の心と向き合う
尊い作業です。
何を残したいのか?
本当に萌えるモノは何なのか?
片付けの過程におけるこの作業は
繰り返すことで
好き・嫌い・要る・要らないの
判断能力が上がり
それはそのまま日常生活につながります。
自分にとっての優先順位は?
どう生きたいのか?
どう在りたいのか?が
明確になります。
全ての事柄において
迷う、という行為が断然減り
とても生きやすくなります。
暮らしがスムーズになってゆくのですよね。
自分の本音がわかっている
どうしたいのかはいつもシンプル
ここが掴めると
本当に楽になります。
ニュートラルに等身大でいられるからです。
瞑想も、自分の本音と繋がる
とても良い方法ですよ。
人との境界線を引くためには
まずは自分が確立していることが
欠かせません。
何か参考になれば嬉しいです。
今日は
【境界線が引けなくて辛い人】への処方箋。
でお届けしました。
それでは今日も
素敵な1日をお過ごしくださいね。
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Source: HSP片付けブロガーの「生きづらさ」が消える片付け
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