母の命日が近づく
初めに余命を告げられたのは、「あと2か月」
2度目は、「1週間」だった
その余命を知らずに逝った母
それは「よかった」と、今でも思う
そして、あれから考える
「残された命の期限を知った方がいいのか、
それとも知らない方がいいのか...」を――
もし、“あと2か月の命”だと知ったら...
もし、“あと1週間の命”だと知ったら...
きっと、冷静ではいられない
そもそも、乳がんがわかったとき、
私の余命は“あと2年”...
いや、主治医ははっきり言わなかったが、
もしかしたら“半年”だったのかもしれない
その時、“残された時間”を考えた
身体が動けなくなる前までに
やらなければならないこと...
まだまだやりたいこと...
そこには、
“命が終わることに向けて準備をする”のか、
それとも、
“未来の自分を思い描いて生きてゆく”のか
そんな葛藤があった
“2年”なんて、きっと、あっという間
“半年”なんて、きっと、すぐ
“2か月”なんて、もっと早い
“1週間”は、もうほとんど諦めだ
一日一日、一分一秒がどれほど重いものか、
こんな病気になって、
母の余命を受けて、
切実に感じた
いくら願っても、時間は止まってくれない
“そのとき”が来るのをただ待つのは、
二度と経験したくない
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Source: りかこの乳がん体験記
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