高橋泰(たかはし・たい)/国際医療福祉大学教授(金沢大学医学部卒、東大病院研修医、東京大学大学院医学系研究科修了。東京大学医学博士(医療情報)。スタンフォード大学アジア太平洋研究所、ハーバード大学公衆衛生校に留学後、1997年から現職)が西浦モデルを切って捨て、最新のファクトで新しいシミュレーションを出されました。そもそも西浦モデルはファクトに全く基づかず、机上の空論だったわけですね。
発表されている数字はあくまでもPCR検査で判明した「PCR陽性者判明数」であり、正確には「感染者数」ではない。もちろん「発症者数」でもない。特に若年者の場合、PCR陽性者が発症する可能性は低く、多くが無症状・軽微な症状で治ってしまう。また「数十万人が死ぬ」といった予測は、新型コロナウイルスについての前提が間違っていると考えている。
肺炎球菌はワクチンも抗生物質もあるのに年間10万人亡くなる肺炎の原因の1/3とされ、高齢者の致死率15%という怖い病気です。しかし1歳児の30-50%が肺炎球菌を鼻腔に保菌しており、保育施設に入園後1-2か月で保菌率は80%以上に上昇。成人の保菌率は3-5%程度。そして飛沫感染です。こちらも保菌していてもほとんどは発症しません。コロナのように「無症状が高齢者にうつすと危ないから家にいろ」だと、国民全員もっと危険な肺炎球菌のために永遠に家から出られませんし、孫には一生会えません。
つまりPCR検査で体内にあるコロナの遺伝子を発見しただけで患者扱いすること自体が異様なのです。他の病気ではしませんよね。
インフルエンザの無症状率は37.6%という調査データがあります。無症状というのはコロナだけではなくて普通なんです。子供が良くかかるパレコウイルスA3に至っては小児33%、成人75%が無症状なんですよ。
そして高橋先生の緻密なシミュレーションでは
日本ではこれまでのところ、人口10万人に対し0.8人が亡くなっている。われわれは自然免疫の存在を重視しており、それを前提としたシミュレーションでは、新型コロナウイルスが現状の性格を維持する限り、どんなに広がっても10万人中3人以上、つまり全国で3800人以上死ぬことはなさそうだというのが、結論の一つだ。
まず、国民の少なくとも3割程度がすでに新型コロナの暴露を経験したとみられる。暴露率はいろいろやってみたが、30~45%が妥当だろう。そして、暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すなわち無症状か風邪の症状で済む。すなわち自然免疫までで終了する。
と、シミュレーションされています。
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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