【すぐに疲れるのは弱いから？】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

HSP片付けブロガーのナナコです。

 

 

私は、ここ数年

短時間のシフトでバイトをしています。

 

 

以前、午前中のみの仕事に就く前

このようなことを考えていました。

 

 

仕事が終わったら

ランチしたり、カフェに寄り道して

ルンルンして帰ろう♪

 

 

しかし、です。

 

 

実際に勤務が始まると

午前中の4時間働いただけで

もうヘトヘトで

 

 

寄り道して帰るどころか

さっさと家に帰って

静かに休みたい…

 

 

その気持ちしかありませんでした。(^^;

 

 

2年近く勤務していましたが

その間、どこかに寄り道したくなったことは一度もなく

時たま用事があった時はひどく消耗したものです。

 

 

どうしてこのような事になるのでしょうか？

 

 

それはHSPさんは

限界点に達するのが早いからです。

 

 

どうしてそのような事になるのか？

今日は詳しく書いてゆこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

他の誰かと

同じ時間、同じ場所で、同じことをしていても

HSPさんは早く疲れてしまいます。

 

 

例えば

同僚と同じフロアで似たような仕事をしていたとして

 

 

勤務が終わる頃になると

その同僚は

一層元気ハツラツと

「よし！仕事が終わった！飲みに行こうよ！」

みたいなノリ。

 

 

しかし、HSPさんは

「え、勘弁して、まっすぐ帰りたい…」となります。

 

 

ここで無理して付き合うと

相手の勢いについて行けず擦り減ってゆくばかりで

ようやく家に帰った頃には

化粧を落とす気力もないくらいにヘトヘト…

 

 

そのような経験をしたことは

ありませんか？

 

 

どうしてこういった差が生じるのか？

それはHSPさんの、

脳の情報処理能力に違いがあります。

 

 

私たちは、目・耳・鼻・肌触り・味

これらの感覚器官から刺激を受け取ります。

 

 

HSPさんは

この感覚器官から脳までの間、

あるいは脳の中のどこかに

違いが存在すると思われています。

 

 

ひとつの物事において…

例えば

スーパーの品出しの仕事があるとしましょう。

HSPさんは

商品を出す際も、日付を見たり、在庫を見たり

また品出しと同時に、倉庫を整理整頓します。

そうすることで在庫管理がしやすく

発注もかけやすいからです。

 

 

こんなことは仕事をする上で

HSPでもHSPでなくても当然かも知れませんが

 

 

HSPさんは大抵の物事において

この仕事の仕方のようにあらゆる方面で

細分化をして生きています。

 

 

人と関わるときもそう

新しい物事を始めるときもそう

 

 

ホールーキを２等分する機械があったとしたら

HSPさんは８頭分する機械なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HSPさんが疲れやすいのは

細部にわたって物事を感じているからです。

 

 

目に入った【何か】に関して

色味、それがただ単に【ピンク】ではなく

桜のようにほのかに淡いピンク色で

さらにそこから桜並木の情景を描いたり

春にまつわる記憶が蘇ったり

たったひとつの【ピンク】から

膨大なイメージを膨らませることが出来ます。

 

 

ひとつのモノゴトに関して

あらゆる可能性について

感じたり、考えたりするのです。

 

 

よって

微妙なニュアンスの違いに気付いたり

人の気持ちを察したり

なぜだかわからないけれど理解してしまう

というようなことが起こります。

 

 

それはつまり

小さな刺激で

膨大な気づきがあるということですから

 

 

普通の刺激も

とてつもない刺激になるのですよね。

 

 

ですのでこれがもし

強めの刺激だったらどうなるでしょうか？

 

 

それにさらされたHSPさんは

「限界だー！」に至ってしまうのです。

 

 

 

HSPさんが他の誰かと

同じ場所で、同じことをしていても

疲れの度合いに大きな差が生じるのは

そのような理由からです。

 

 

よって

私が弱いからだ

気合が足りないからだ

気持ちの問題だ

ということではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルーティン化されたような仕事でも

それに慣れていても

HSPさんにとっては

静かな夜が必要になります。

 

 

私はセブンで仕事を始めて5年目に入りますが。

 

 

仕事自体は

毎日決まったことをやるだけですし

難しいことは特にありません。

時間数も１日４〜５時間と短めです。

 

 

それでも

仕事が終わった後は

「あー疲れたー」となります。

 

 

私はセブンの仕事が好きですし

接客でお客様とお話しするのが愉しみです。

フライヤーを揚げるのも

機材を洗うのもいかに綺麗に早くやるか？に

こだわることが快感です。

 

 

でも、だからこそ

そのひとつひとつが

顕微鏡の世界みたいなのですよね。

 

 

会話ひとつ

陳列ひとつ

作業ひとつ

 

 

五感をフルに活用し

細部を見て感じて処理して

進めているのです。

 

 

それらを

意識的、無意識的にやっているのが

HSPさんです。

 

 

毎日のことで

慣れてしまったように感じていても

突然ひどく疲れてしまうこともありますし

 

 

日常の適度な刺激であったとしても

HSPさんにはそれが蓄積されます。

よって静かな夜が必要にはなってくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ仕事をしていても

どうして私はこんなに疲れてしまうのか？

 

 

どうして仕事の後に

遊びに行く気力がないのか？

 

 

なぜ、静かに休む時間が必要なのか？

 

 

私は、周りとの違いに

思い悩む経験をしてきました。

 

 

ですがそれは

生まれ持った脳の神経システムの違いが

理由だったのです。

 

 

よってこれは、頑張れば克服できる

という類のものではなく

 

 

むしろ無理を続けると

心や体を壊してしまします。

 

 

私はそうやって

強制終了を繰り返したことがありますが

それは自分の特性に抗おうとした結果でした。

 

 

つまり周りとの違いに関して

努力が足りないとか

甘え、という理屈ではないのです。

 

 

HSPという概念を知ってからは

自分から傷つきにゆくことをやめ

 

 

どうしたら

この特性を持ちながら

ルンルン生きられるか？

という視点にフォーカスするようになったのです。

 

 

それからというもの

自分との対話が深まり

自分にとっての幸せとは何か？

追求できるようになりました。

 

 

そして

煩雑な環境は不向き、納得し

身の回りの片付けを徹底してきましたし

 

 

そこから

シンプルな生き方にこそ

真理がある事にも気づきました。

 

 

限界点に達するのが早いHSPだからこそ

いかに刺激と程よく付き合うか？

これからも模索してゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は

【すぐに疲れるのは弱いから？】

をお届けしました。

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

それでは引き続き

素敵な1日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YouTubeアップしました。

 

【HSPさんが、すぐに疲れるのは弱いから？】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Source: HSP片付けブロガーの「生きづらさ」が消える片付け