どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
このたび、こちらのWEBメディアで幣ブログを紹介していただきました。
「介護プロ」は、株式会社Rucca様が運営されているWEBメディアで同名の「介護プロ」というコミュニティアプリの運営もされているんです。
というわけで、幣ブログが紹介された記事がこちらです↓
幣ブログは、 介護士の「働く」を応援するメディアで「元気をもらえる」ブログとして紹介いただいたのです!
そうなんですよね!
介護のプロというのは、介護士の「働く」を応援するということも大事だし、「元気をもらえる」存在になれるということも大事なんです!
では、今回の記事では、「介護プロ」に紹介いただけたことを記念して、私なりの介護士の「働く」を応援し、元気を与える方法について書いていきたいと思います。
介護現場の長も、ケアマネジャーや生活相談員も、管理者も、事務局もやってきた私だからこそ言える、どの立場にも共通した「応援し元気を与える」ポイントをまとめました!
介護士の「働く」を応援!
介護の仕事をしてキャリアアップをしていくなかで、主任になり、管理者になりしていくと、介護士の「働く」を応援する立場となっていきます。
どうや最近?
頑張っとるか?
期待しとるで頑張れよ!
こんな上司の声かけで頑張れる介護士さんがどれだけいるでしょうか??
もちろん頑張れる人もいるかもしれませんが、どんな上司に声をかけてもらっているかっていうのがとても大事なんですよね。
一言で言えば、ちゃんと現場や職員を見てくれている上司ということになりますが、それは「上司は現場に入れ!」というわけではありません。
上司になれば、上司としての仕事を本業としてこなしていかねばなりません。
本業が時間外業務になっていては健全な仕事とは言えませんよね。
上司は、いかに現場に入らずして現場や職員を見ることができるかという能力が求められるわけです。
まずは上司としての仕事を時間内でこなして空いた時間で現場に足を運ぶ!
これは、現場の上司であれ、ケアマネジャーや生活相談員であれ、管理者であれ、経営者であれ、共通の考え方だと思っていいと思います。
それぞれの役割を果たすことが、まずは介護士の「働く」を応援することにつながるからです!
この大前提のもと、介護士の「働く」を応援する立場の人間がすべきことをまとめておきましょう!
こちらです↓
- 現場のことを常に考える!
- 現場の声は必ず1回聞く!
- アンサーは必ずする!根拠も伝える!
- 目的をもって現場に足を運ぶ!
- 自分の役割を果たす!
この5つの介護士の「働く」を応援する方法についてまずは解説していきたいと思います。
現場のことを常に考える!
これは、言うまでもないことなのですが、介護現場を第一に考えるということです。
私たちの扱っている商品は「介護」だからです。
会社として商品を大切にすることは当たり前のことです。
どの立場で仕事をしていても、常に「介護現場」のことを考えての判断をしていかねばなりません。
自分の仕事が介護現場にどんな影響を与えるかを考えたり、何か状況が変わったときに介護現場で起こりうることを予測したりします。
この思考があれば、それぞれの自分の立場で何をしておくべきかということが見えてきます。
起こりうるトラブルを予測して先手を打つこともできるかもしれません。
介護現場のことを考えてした仕事は、結局自分の仕事をスムーズにすることにつながるんですよね。
それぞれの立場の人間が、介護現場中心の仕事の仕方に変わっていけば、介護現場を救うことにつながるだけでなく、自分自身の仕事も楽にしてくれる!
WIN-WINの関係が生まれるわけですね!
現場の声は必ず1回聞く!
もちろん現場のことを考えているだけではダメです。
現場の声を聞かなければいけません!
介護現場は時としてとんでもないことを言ってくることもあると思いますが、1回は受け止めて聞くようにしましょう!
ただの愚痴なこともありますが、その場合聞いてあげるだけで現場の安心につながりますから!
なかなか難しいですけどね…(^^;)
これは、現場のことを常に考えることができていれば、おのずとできることかとは思います。
現場の声は、現場の実情をよく表しています。
ただの愚痴や不満であっても、現状をよく表しているのです。
要するに、現場の声というのは課題の宝庫なのです!
一見しょーもないことでも、後々理解できてくるような声もありますしね。
現場の声を聞くということを常に意識していると、わざわざ現場に足を運ばなくても、現場から声を上げてくれるようになっていくはずです。
現場を見に行かなくても見えてくることが増えてくれば、それぞれの立場でしなければいけない仕事ができる時間が増えるというメリットもあります!
これまた、現場とのWIN-WINの関係ができるのです!
アンサーは必ずする!根拠も伝える!
さて、現場の声を拾ったらどうしますか?
現場の声の多くは返答しがたい難題であることが多いものです。
そのため「聞いて終わり」になってしまうことも多いんですよね…。
でも、そこは絶対にアンサーを返してあげてください!
聞いてるほうにしたらアンサーがあるなんて当たり前のことなんですが、聞かれてるほうは案外抜けちゃうんですよね(^^;
このアンサーはマイナスの返事であってもいいんです。
必ず返事をする習慣が大切です。
で、時々はプラスの返事ができるようにしておけばいいのです。
そして、忘れちゃいけないのが「根拠」です。
「なぜダメなのか、なぜOKなのか」をちゃんと伝えるようにしましょう!
その繰り返しのなかで、介護現場は声としてあげるべきことを見極めることができるようになります。
すると、現場の声は必要な声だけ届けられるようになり、聞かれる側は楽できるんです。
やっぱりWIN-WINなんですよね!
目的を持って現場に足を運ぶ!
基本的に上司や介護現場以外の人間は、現場がよくなるために自分の役割を果たしていくことが一番の現場への応援になります。
現場のことを常に考えて、現場の声を聞いて、自分の役割のなかでアンサーを返していくのです。
それだけでも十分だったりもするのですが、空いた時間は現場に足を運びます!
ただ何となくでは現場に行かないようにしましょう。
ケアマネジャーや生活相談員であれば利用者の様子を見に行くでしょうし、現場の長であれば職員の仕事を見に行くことでしょう。
事務局なら、職場環境のチェックに行くなどすればいいと思います。
それぞれが現場に足を運ぶ目的を現場サイドにも理解してもらっておけば、「現場を見に来い!」みたいな声はなくなっていくはずです。
私が特養のホーム長をしている頃、こんなことがありました。
介護士や看護師から「施設長や部長も現場見に来てもらわんと!」という声がよくあがってたんですが、私は施設長や部長に現場に行ってほしくなかったんです。
なぜなら、私が現場に足を運べない状況があったからです。
なので、私は現場に対して、こう言いました。
僕が現場に足を運べるように、施設長や部長には僕の仕事こそ手伝ってもらわなきゃいかないんです!
それ以降、施設長や部長に現場を見に来てほしいという声はなくなりました。
現場は闇雲に「現場を見に来い!」と言ってくることがあるんですが、言われたから見に行ったでは何の意味もないんですよね。
施設長や部長が現場を見に行く前にすべきことは、私が現場に足を運べるように私のフォローをすることなんです。
あのとき施設長や部長が現場に足を運んでたら現場からはこんな声があがるでしょうね。
なんでホーム長は現場を見に来てないんやろ!?
上司、ケアマネジャー、生活相談員、事務…それぞれに現場に足を運ぶ目的は違うはずです。
現場から見て、それぞれの立場の人間がどんな目的で現場に来ているかを知っていれば、それだけで現場は安心ですよね。
これもWIN-WINなんです!
自分の役割を果たす!
あとは、とにかく自分の役割を果たしていればいいんです!
現場の上司、ケアマネジャー、生活相談員、管理者、経営者、それぞれがそれぞれの役割をちゃんと果たしていくことが介護士の「働く」の一番な応援です。
先に挙げた4つの行動だって、それそれの役割を果たすことを目的としての行動ですよね。
自分の役割のなかで、現場のことを考える!
自分の役割のなかで、現場の声を聞く!
自分の役割のなかで、根拠をもって答える!
自分の役割のなかで、目的を持って現場に足を運ぶ!
経験上、この「自分の役割を果たす」ことが一番の現場応援につながります!
ところが、現場に「元気」がないときは、現場の愚痴や不満は増える一方…。
そうなると、現場に「元気を与える」ことが必要になってくるわけですね。
では、どうしたら介護現場に「元気を与える」ことができるんでしょう?
介護現場に元気を与える!
以前にこちらの記事で書いている「やる気スイッチ」を意識しておけば、介護現場に「元気を与える」ことができるはずです!
あとは、こうしたことをすべて理解したうえで、介護現場に声をかけることができれば「やる気スイッチ」が押されることでしょう!
ただ、なんでもかんでも声をかければいいってもんでもないんですよね…。
どうや~!
頑張っとるか~??
え?
なに~??
なんか私した???
もしや…異動…( ゚Д゚)
「元気」どころか「不安」にさせてしまうだけ…ってことありますよね(^^;)
やはり、日頃のやりとりが大事なんですよね!
日頃ちゃんと介護現場と向き合っていないと、いい言葉がけも意味がなくなってしまいますから。
最後に、私が介護現場に「元気を与える」ために心がけていることを書いておきます。
それが「ユーモア」です。
難題の多い介護現場ですが、暗い表情になってしまいそうなときでも「ユーモア」一つで「元気」を与えることができます。
「ユーモア」といっても「笑い」のツボが人それぞれ違うもので、対象者に合わせて「ユーモア」を使い分けることが求められます。
結構高度な技術なんですが、「ユーモア」を使い分ける技術があると、どんな対象者でも、どんな状況でも「元気」を与えることができるようになるんです。
だから私は、「お笑い」が大好きなんですよね!
介護漫才 なんてことをしているのも、実はそんな意味がありまして(^^;)
ちょっと暗くなりそうな話も「ユーモア」をうまく使って伝えれば、さほど暗くならなくてすんだりしますから。
というわけで、介護現場に「元気を与える」ポイントはこちらです↓
- やる気スイッチを知り、使い分ける!
- 日頃のやりとりを大切にしたうえで声をかける!
- ユーモアを使い分ける!
これらを意識するだけでも、介護現場が「元気」になるはずです!
まとめ
「介護プロ」の紹介記事のなかでも書いていただいた言葉。
介護の世界で頑張っている人が、もっと介護のことを好きになるブログです。
これまでから、このことを心掛けてブログを続けてきていたので、伝わっていてよかったなと思っています!
ところが、実際は、介護のことが嫌いになってしまいそうな介護現場が結構多いんですよね…。
それは、介護施設の経営者が中心となり介護現場を応援し元気を与えようとする気持ちがあれば、介護は好きになれる可能性があるんです!
介護施設の経営は、そういったことも含めて経営を考えなければいけません。
ただ、残念ながら、介護施設には介護のプロは多くても、介護経営のプロが少ないんです…。
やはり、介護をちゃんと理解した者が経営をしないとうまくいかないのでしょう…。
「介護プロ」が「経営プロ」になれば言うことないんです!
介護士のみなさん、できるだけ早くに介護経営を学び、経営に意見できる力を身につけておきましょう!
もし、介護現場でいろいろ思うことがあれば、無料のコミュニティアプリ「介護プロ」を活用して全国の介護職員と交流してみるのもいいと思いますよ!
匿名でできますしね!
コミュニティアプリ「介護プロ」はこちらからダウンロードできます↓
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
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