どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
今回の記事は、「介護×音楽」です。
先日、ボーカルの藤原基央さんが結婚を発表したBUMP OF CHICKEN。
藤原さん、まずはご結婚おめでとうございます!
さて、BUMP OF CHICKENの数ある名曲のなかで、今回私が選んだのは「真っ赤な空を見ただろうか」です。
この先どうすればいいのか途方に暮れているようなときに、この曲が元気づけてくれます。
介護の仕事は途方に暮れることの多い仕事かと思いますが、この曲のように元気づけてくれる「真っ赤な空」を意識しておくことでスランプに陥った時に立ち直ることができるんじゃないかと思っています。
この曲を聴いて、介護の困難を乗り越えるきっかけを探しましょう!
「真っ赤な空を見ただろうか」ってどんな曲?
早速ですが、まずはBUMP OF CHICKENの「真っ赤な空を見ただろうか」を聴いてください♪
2006年にリリースされたシングル「涙のふるさと」のカップリング曲なのですが、BUMP OF CHICKENが好きな方にとっては10本の指に入るような名曲なのです。
BUMP OF CHICKENの曲は、メロディはもちろんのこと、藤原基央の歌詞の世界観の評価が高いバンドでもあるんです。
あのMr.Childrenの桜井和寿が、2000年代を総括するインタビューでBUMP OF CHICKENのことをこんな風に言っています。
言葉に対する美意識と、執着と、そして同時にバンドとしての音も、凄いなぁと思う。コンポーザーへのリスペクトも感じている。
※藤原基央 – Wikipediaより抜粋
では、「真っ赤な空を見ただろうか」の歌詞に触れていきましょう!
…とその前に、この曲のエピソードだけは知っておいてください!
この曲は、作詞の藤原さんがスランプに陥った時に、真っ赤な夕焼けに感動して一気に書き上げた歌と言われているのです。
そのことを知っておくと、藤原さんのメッセージが伝わってくることと思います。
では、介護につなげながらこの曲の世界に入り込んでいきましょう!
解らないことを知りたがる介護の世界
まず、冒頭の部分です。
溜め息の訳を聞いてみても
自分のじゃないから解らない
だからせめて知りたがる
解らないくせに知りたがる
あいつの痛みはあいつのもの
分けて貰う手段が解らない
だけど力になりたがる
こいつの痛みもこいつのもの
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
これは、まさに介護の世界に通ずる世界ですよね…。
相手と私が全く別の人間だから解るはずなどあろう訳がないと歌っています。
それでも知りたがり、力になりたがるわけです。
私たち介護に関わる人間は、まさにそんな心境で利用者と関わっています。
そして、時には職員同士でも相手の気持ちを知ろうとし、力になろうとしているのです。
でも、結局自分は自分で、相手は相手という現実を前に、どうしようもなく途方に暮れていくことがよくあるんですよね…。
スランプを抜け出すための「夕焼け空」を大切にしよう!
人間関係の渦のなか、私たちはスランプに陥っていくことが多々あります。
利用者さんとの関係のなかで…。
時には、職員同士の関係のなかで…。
先ほどの歌詞の続きにこんな歌詞があります。
言葉ばかりに必死になって
やっと幾つか覚えたのに
ただ一度の微笑みが
あんなに上手に喋るとは
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
私たちは、スランプに陥った相手に対して伝わる言葉を探して、覚えた言葉を駆使して利用者や職員同士の対話を続けます。
知りたがり、力になりたがります。
そうやって、相手のために努力を繰り返すのですが、ふと見せた微笑みが相手をスランプから救い出すようなことがあるんですよね。
結局は何かで笑いあったひと時が救ってくれるようなことってありますよね!
一人で見た真っ赤な空
君もどこかで見ただろうか
僕の好きな微笑みを
重ねて浮かべた夕焼け空
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
藤原さんは夕焼け空に感動してスランプを抜け出すことができました。
夕焼け空のようなものは、例えれば誰かの微笑みだったりするということを歌っているんでしょうね。
そして、こんな風に歌っています。
夕焼け空きれいだと思う心を
どこか殺さないで
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
何かに夢中になって、どうにもならずにもがいているときは、どうしても回りが見えなくなってしまいます。
そんなときに助けてくれるのは「言葉」ではなく「夕焼け空」であることがあるのです。
今の私であれば、それはきっと家族の笑顔や笑い声。
それを幸せと感じられる心を忘れなければ、きっといつでもスランプから抜け出せると感じています。
あなたにとっての「夕焼け空」は何ですか?
解らなくとも続けることに意味がある
大切な人に唄いたい
聴こえているのかも解らない
だからせめて続けたい
続ける意味さえ解らない
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
こちらの歌詞もまさに介護だなと思います。
利用者さんは聴こえているのか解らないし、分かっておられるのかも解らない…。
それでも私たちは介護をし続けます。
職員同士でも同じことがありますよね。
分かり合えない者同士で、何度も何度も話し合いを繰り返してみたり…。
続ける意味なんて解らないですよね…(^^;)
でも、介護の仕事をしている人は真面目な人が多くて、「続ける」わけです。
私は、この歌を通して、こう思いました。
「続ける」人だからこそ「夕焼け空」に感動できるんじゃないだろうか。
介護の仕事をしていると、「続ける」しかない場面ばかりです。
だからこそ、あなたにとっての「夕焼け空」、「夕焼け空をきれいだと思う心」を持ち続けておきたいと思うのです!
僕の好きな微笑みを
重ねて浮かべた夕焼け空
ただ一度の微笑みに
こんなに勇気を貰うとは
ここまで喉が震えるとは
※「真っ赤な空を見ただろうか」より 作詞:藤原基央
まとめ
今回、BUMP OF CHICKENの藤原基央さんが結婚されたということもあって改めて聴きたくなった「真っ赤な空を見ただろうか」。
まさに今の自分はスランプでして…、この歌が心に響いています。
私にとっての「夕焼け空」は家族の笑顔と笑い声。
まだまだスランプ続きですが、そんな「夕焼け空」に勇気を貰って頑張っている日々です。
介護の仕事は、一筋縄ではいかないことが多いことと思います。
悩みやストレスでスランプに陥っている方がおられたら、あなたにとっての「夕焼け空」が何かを考えてみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。
他にも、「介護×音楽」の記事を書いています。
よければ、覗いてみてください↓
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
コメント