花嫁の父(パート2)

内科医

 5月12日の土曜日は,次女の結婚式でした.
 以前のブログでも書いた通り(歓びと寂しさと),次女はすでに1年ほど前から東京で結婚生活を送っていますが,一昨年ハワイで長女が挙げたような正式な式は挙げていなかったため,親族へのお披露目の意味も兼ねて大阪の結婚式場,「ザ・ガーデンオリエンタル」で実現の運びとなりました.

 両家の親族十数名の見守る中,ハープやヴィオラ,ソプラノの歌声による美しい生演奏の中,次女を連れてバージンロードを歩きました.
  長女の時のバージンロードでは知らぬ間に緊張していたのか,私の歩き方があの漫才コンビ「オードリー」の春日みたいだったと笑われましたが(笑)(花嫁の父),今回は上手くいったようです.

  写真撮影の後に行われた小さな披露宴では,花婿が歓迎と感謝の挨拶,私が乾杯の音頭を取った後,テーブルに飾られた綺麗な花々,美味しい食事とお酒に会話も弾み,終始和やかなムードで宴は進みました.
  誰からも愛される癒し系の次女の人柄と,優しく明朗闊達な花婿のそれも,場の雰囲気をよりいっそう暖かみのあるものにしたようです.

  長女の時もそうでしたが,今回次女がくれたメッセージの中にも,この家族に生まれてよかったという言葉がありました.

  私は多忙な仕事がら家を空けることも多く,決して良き父親ではありませんでした.しかしその分かみさんが愛情を注いでくれ,2人とも本当に明るく天真爛漫な女性に育ってくれました.

  経済的にも大変な苦労をかけた時期もあり,2人とも幼稚園の時は米国留学から帰国したばかり,あまりにも薄給で市から補助金をもらっていましたし,大学生の時は,これまたちょうど開業したばかりで資金繰りも大変な時で,こんどは奨学金のお世話になりました.また彼女たちが生まれてから国内外に7回もの引越しをしましたが,グレもせず,むしろたくさんのかけがえのない経験を積み,そしてどんな環境でもやっていける適応能力も得てくれたようです.

  長女夫婦にはもちろん,次女夫婦にもこれからの長い人生,様々な苦労も待ち受けているに違いありません.しかし2人で力を合わせて乗り越えて,素晴らしい家庭を築いていってほしいと思いますし,この2人なら大丈夫だと信じています.

  なお,結婚式当日は,後輩の女医さんであるH先生が代診に来てくれました.
  開業以来初めての代診で,正直最初は不安でしたが,しっかり勤めて下さったようでスタッフや患者さんたちの評判も上々でした.H先生,ありがとうございました!


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Source: Dr.OHKADO’s Blog

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