最近、コロナうつと思われる方がとても増えているのですが、その件であの週刊文春様が
オンライン記事を出しておられます。
『死にたいという気持ちを自分の内面だけで処理し続けていると、その葛藤が頭痛や不眠などの身体症状として現れます。そしてその症状がいずれ抑うつ症状へと進んでいくのです。その点、家族や友人など“他者”に心の中のネガティブな思いを吐露すると、自分一人で処理していた葛藤が解放されるので、それまでの負担が大幅に解消されるのです 』
一般の方はこの通りだと思いますが、発達障害の方や、依存症などの「共感性が高い」方を
中心に考えた場合は、まったく当てはまりません。
自分では、ふだんは「死にたい」と思っていないからです。なので、遺書などは残さないか、
あるいは
「ごめん・・・」
とだけ走り書きしたようになることが多くなります。残された方から見ると、「さっきまでフツウに
話していたのに・・・・・」となりますよね。
人間の脳は、不安を脳内にダムのような形でためておき、人に聞いてもらったり、スポーツや
元気が出る歌を歌うことで放流してダムの水位を調節します。今どのくらい不安がたまっているの
かを検知して調節する機能があるということ。
ところがです。これらの方(発達障害など)は今まで脳内のダムに蓄積された「不安」が、
ダムが健在なうちは「不安」などと感じにくいので、決壊すると一気に「不安」量が増大し、
自我が崩壊してしまいます。急激なので、遺書を残したり、TPOを考える時間もなく「死」を
選んでしまいます。うつになっている期間がない方もいると思われます。
現在は、コロナの影響もあって、すべての方が不安の貯蔵が増えている状態です。ご家族や
職場の方が「元気がない」と感じたら、ぜひ早目のご相談をお願いします。
医療機関に通う前に、ぜひ自分の状態を考えにお越しください。(のだそうです)
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
まるで羅針盤のない暗闇の海を、向かう先も見えないまま漂って いるのと同じです。また、
新型うつになりやすいのも、コミュ障の方に共通しています。
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Source: 週刊山手心理相談室
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