昔に書いた記事で、
下書きのまま放置されていたものを発見しました
最近の記事からの流れとしてはちょうどよさそうなので、アップします
「痔の手術後にお尻が緩くなるのが心配」
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/54944351.html
最近、
普通にしっかり専門施設で肛門手術を学んできた先生であれば、
他院で痔核手術を受け、
その後のおしりが狭くなってしまい、
その病院ではもうあまりまともに診てもらえず、
困って来院されるケースが続いています
痔核手術というのは、
取りすぎては肛門狭窄
など肛門機能に障害を生じてしまいます
そして一度とってしまったものは完全に再生することはできないため、
狭窄を完全に元の状態に戻すのは無理であり、
なんとか少しでも拡がれば、、
と拡げる処置をするしかなくなってしまうのです
この
「(取りすぎず)いい具合にとる」
ってのが肛門科医の腕の見せ所であり(生意気いってすみません)、
どんなに優秀な一般外科医の方でも
肛門科をしっかり学んでなければ、陥ってしまう落とし穴のようです
昔はアッペ(虫垂炎)ヘモ(痔核)ヘルニアが研修医の登竜門などと言われていましたが、
明らかにヘモ(痔核)は誰でもできるような簡単な手術ではありません
普通にしっかり専門施設で肛門手術を学んできた先生であれば、
通常、痔核手術後の肛門狭窄はきたさないかと思います。
もちろん術式や方法によってはリスクもありますが…
病院選びは大事です
他の病院を悪く言うつもりはないのですが、なんか悶々としてしまい、、
ここでブツブツ吐き出してみました
またしても
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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