おはようございます。
2018年12月〜1月にかけて株価の調整があり、特にクリスマス後〜年始にかけては買いやすい価格になっていました。
私はVTIとVWOを中心に買い足したのですが、2月に入って予想以上に株価が堅調に推移しています。
クリスマス前後はお通夜ムードで、このまま2019年も軟調な局面が続くのかと思いましたが、実際には一時的な調整で済んでしまいましたね。
もちろん、現実の状況は株価ほど急激には変わっていないわけで、相場というのは現実より上振れも下振れもすることを改めて教えてもらいました。
結局、私のような素人がどれだけ真剣に考えても相場は読めないのだなと痛感しました。
思考停止のVTか、割安に見えるVWOか、キャッシュの積み上げか
本日は、2018年12月〜2019年2月の相場を経験して、思うところをつらつらと書いてみます。
ポジポジ病が改善されてきたのは個人的な成長です
昔はポジポジ病が強く、米ドルが手元にあるとすぐに何か株を買いたくなっていたものです。
今では昔よりだいぶ成長したのか、無理にポジションをとらなくても落ち着いていられるようになりました。
米国長期金利上昇に伴い、外貨建てMMFの金利だけで2.0%とれるのもありますね。
円建てで見れば円高による為替リスクがあるわけですが、私の場合、一度替えた米ドルは当面の間日本円に戻す予定はありません。
国力の衰退することが確実な日本に住む者として、米ドルやドル建て資産を保有することに一定の意味があると考えているからです。
そこで、頭の中を完全にドル建てにしてしまえば、外貨建てMMFで2.0%、債券ETFで3.0%弱の利回りがとれるのはありがたいです。
為替を頭の中からいったん排除して、「ドルを増やす」ことだけに集中すればやるべきことがシンプルになります。
日本のように長期デフレ、金利を上げたくても上げられない国と比べますと、米国の方がいくぶんか金融システムが健全に作用していることを実感します。
割安な時期は長くは続かず、また買いにくい価格になってきました
2019年1月末〜2月にかけての株価回復は、正直申し上げて私の予想以上のペースで進んでしまいました。
もう少し買ってやろうかと思っているうちにスルスルと株価が上がっていってしまうのは投資の世界の常ですね。
2018年12月〜1月にかけてだいぶ購入できたのでしばらく休憩でしょうか。
米国株は最も魅力的な投資先ですが、もともと逆張り派の私としては各種指標が割高に見えてしまい、今の水準ですと積極的に買い足す気になれません。
次の一手をどうしようか、常日頃考えています。
思考停止のVTを買うか、VWOを買うか、キャッシュの積み上げか
確たる自信が持てない時に、私がとる投資行動は以下のどれか1つです。
1) 思考停止のVT
2) VTI、VEA、VWOのうちバリュエーションが最も魅力的な商品
3) キャッシュの積み上げ
1)の思考停止のVTは最も楽です。
何が割安で何が割高か確たる自信が持てなくても、VTならば20年後には勝てる確率が高いでしょう。
困った時のVTというわけです。
2)のバリュエーションの観点から言えば、今買うならVWOでしょうか。
VEAも米国と比べればだいぶ割安ではありますが、欧州株は政治経済状況を鑑みますと、割安になるべくして割安に放置されている気もします。
一見バリューに見える巧妙な罠な可能性もあります。
それと比べると、PERも13倍程度と低く、ROEも高いVWOに魅力を感じます。
ただ、私ごときがVWOが魅力的だと思っている時点で、他にも同じような考えの人が大勢いるでしょうから難しいところです(笑)
3)のしばらくキャッシュを積み上げるのもありですね。
幸い、住信SBIネット銀行の外貨積立で米ドルは自動的に増えていきますので、ありがたいことです。
いざ株を買おうかなと思った時に円安に振れていると一瞬躊躇しますよね。
ドル転のタイミングという投資判断を1つ減らすことができるため、住信SBIネット銀行の外貨積立は大変重宝しています。
為替コストも2銭と、外貨普通預金の4銭よりさらにお得になっていますからおすすめです。
まとめ
一時期と比べるとだいぶ株価が上がってしまい、次の一手として何を購入するか悩みどころです。
このようなことを日々考えるのが投資というゲームの面白いところでもあります。
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こんな記事も書いています。
何を購入すればよいか判断に迷った時は、原点に戻ってキャッシュの積み上げかVTですね。
たった2ヶ月前に以下の内容の記事を書いたのがはるか昔のことのようです。
結果的に、12月の暴落にあわせてボーナスで株式を購入した人は大正解でしたね。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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