生命線。

その他

「そういえば私の生命線、切れてるんだよなぁ...」

2020/12/03 生命線 ①

それは、二十歳のときだった

手相に精通してるバーのマスターに、
飲んだついでにチラッと見てもらったことがある

特に何も聞いていなかったにもかかわらず、
マスターは唐突に、

「長生きするよ」

そう言った

『それだけ?』

そして思った

『きっと私は長生きできない』

と――

昔から、
生命線が途切れていることは気になっていた

“生命線”というと、
“命にかかわるもの”ものというイメージだ

単純に、
“生命線が長ければ長生きできる”と結びつけたがる

乳がんになれば尚のことだ

ちなみに、私の左手の生命線は...

2020/12/03 生命線 ②

...こんな形をしている

1本目の途切れたところ...

ここが“人生の終わり”だと思っていた

が、どうやら違うらしい

どうも、後半の人生が高まるようなのだ

無理矢理、当てはめてみると、

『1本目の線が乳がんまでの年齢で、
 2本目の線が、乳がん以降の第二の人生』――

確かに、乳がんになってからの方が、
人生、勢いがあるかもしれない

まぁ、“ものは考えよう”である――

  そもそも2本目の線は、生命線なのか?

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Source: りかこの乳がん体験記

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