潮時か...

がんサロンができて11年と半年――

長い間、お世話になった

ここが私の“がん患者”としての原点でもあった

サロンがあったから、私は元気になれた

サロンがあったから、執筆をはじめた

サロンがあったから乳がん体験の書籍を出版し、
このブログも立ち上げた

乳がん啓発運動や講演などもしてきた

そして、それらがすべて“今”につながっている――

11年半サロンに参加し、これまでも、

「いつ卒業しようか...」

...と、考えていた

誰かを助けるより、
自分が駄目になりそうなことも何度もあった

そんなときは、参加することさえつらかった

「きっと、笑顔もつくれない」

そう思っていても、
サロンに行くと不思議と笑顔になれた

それはきっと、みんなが笑顔だから

そんなみんなの笑顔に、私は救われていたのだ

新型コロナウイルスが日本で拡大をはじめ、
自粛生活を余儀なくされた

当然のことながら、サロンも4か月休止

7月に再開されるも、
8月のサロンは私は休んだ

「だって34度だよ。
 暑くて途中で倒れたら困るでしょ。
 だから来なかったの」

と、次回のサロンでは笑い飛ばしたが、
本当の理由はそんなことではなかった

心が耐えられなくなっていたからだ

私はその日、2つのブログをあげている

ひとつは午前中

   【本日の目標――】

     一日ひとつの目標設定

     本日の目標は、

     『笑顔でいること』――

そしてその日の夜、
開催されていたサロンの真ん前にある公園の噴水を、
一人、見に行ったブログだ

“潮時”という言葉がある

ここ5年ほど、ずっと頭にあった言葉だ

その“潮時”は、
誰かに決めてもらうものではなく、
自分が判断を下すもの――

がん経験者として、
誰かのためにできること...

これが、私の“使命”なのだろうか

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Source: りかこの乳がん体験記

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