ドラマで聞いたことがある、ヤバいセリフ。

2006年12月5日――

14年前の今日、私は検査を受けていた

11月28日に受けたがん告知により、
全身に転移がないかの検査だ

その日の検査は、骨シンチと胸部CT撮影のみ

医師との面談はなかった

が、検査室まで付き添ってくれたスタッフ...

おそらく准看護師さんだろうか、
廊下を歩きながら、私にこう言った

  今日は検査だけですが、
  あとで先生がお話があるそうなので、
  検査が終わったら外来に戻ってきてください――

『“先生から話がある”?
 そんなセリフ、ドラマで聞いたことがあったっけ。
 それって、“ヤバい”ってことだよね...』

数日前、先に造影剤を使っての、
胸部と腹部の検査をしていた

きっとその結果が悪かったのだろう

そりゃそうだろう、
5年近くもの間、がんを放置していたのだ

“身体中がんだらけ”であることは想定済み

覚悟はしていた

覚悟はしていたとは言え...

ドラマのようなセリフを
現実として聞くことになるとは...

がんがわかってから検査がはじまるまでの不安...

あの日の恐怖...

受けなければならない検査

が、結果を知るのが怖くて、

「できれば検査を受けずに済ませたい」

と、思ったあのとき...

逃げ出したい気持ち

が、逃れられない現実――

葛藤の日々であった

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Source: りかこの乳がん体験記

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