“痛み”をやわらげてくれるのは、仲間の声。 

手術には、“痛み”がつきもの

乳がんの場合は、乳房を切った痛み

そして、腋窩リンパ節郭清の傷の痛みと、
それに伴う皮膚の麻痺や腕の痺れ、
挙上障害などだ

未だに続く痛みや麻痺に、

「さすがに乳がんは、命にかかわる病気だ」

...と、感じさせられる

そしてもうひとつ

がんの痛みには、“心の痛み”がある

『がんは身体だけではなく、心までも蝕む』――

それは私が乳がんになって、実感したことだった

身体の痛みには、“鎮痛剤”がある

が、心の痛みには、鎮痛剤は効かない

必要なのは、“同じ病を経験した仲間の生の声”

仲間の言葉が、
どれほどの力をくれるのか...

仲間の言葉が、
どれほどの元気をくれるのか...

それは、
医師にも看護師さんにもできない“第二の治療”

独りじゃない

たくさんの仲間がいる

そう感じることは、病と闘う勇気になる――

  私もたくさんの仲間に助けられてきた

  そんな今でも、多くの人たちに救われている

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Source: りかこの乳がん体験記

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